デザインブランド「130」、アジア最大級の国際イベントに初出展

デザインの未来を切り開く「130」

革新的な立体造形技術を核にしたデザインブランド「130（ワンサーティ）」が、アジア最大級の国際デザインイベント《Design Shanghai 2025》に初めて参加することが決まりました。開催は2025年6月4日から7日まで、参加国は30以上に及び、600を超えるブランドが集まります。この素晴らしい機会を通じて、「130」はその存在感とデザイン哲学をアピールします。

出展テーマ

出展では、全体のテーマとして「Design for Humanity」が掲げられています。このテーマのもとに「サステナビリティ」「創造性」「未来のトレンド」を軸とした4つの作品が紹介される予定です。特に、昨年のDESIGNART TOKYOで発表したテーブルとチェア、そしてミラノデザインウィークで評価された照明作品「Trapper Light」「Radiant Light」がフルスケールで展示されることに注目です。

展示作品の詳細

展示される作品は、以下の通りです。

ダイニングテーブル

このテーブルは、一本のフィラメントで描かれた有機的な曲線が特徴で、ガラス天板と融合したデザインです。軽量で高剛性であるにも関わらず、独自のスタイルが感じられます。

ダイニングチェア

テーブルと同じフレームで構成され、座面と背面が連続して支える「空中編み」構造が新しい体験を提供します。

Trapper Light

三次元の格子が光を捕らえ、反射することで空間を光のキャンバスに変える、印象的なキューブ型のペンダントライトです。

Radiant Light

星のように放射するフィラメントが360度に微光を投影し、「掌中の星」をイメージしたスタンドライトです。この独特のデザインが空間にどのように影響を与えるのか、期待が高まります。

サステナビリティへの取り組み

「130」は、単なるデザインに留まらず、製品の寿命を終えた後も新たに生まれ変わることができるプロダクトサイクルを追求しています。彼らの技術は、3Dプリント技術の新しい可能性を示し、軽量さと堅強さを同時に実現することを目指しています。さらに、再生PETフィラメントを使用した独自の連続積層技術〈Continuous Filament Construction〉によって、サステナブルなモノマテリアルデザインの未来を体現します。