新たなドリンク体験
2019-10-15 17:00:31

「ベブトップ・メディア」で新たなドリンク体験を提供するリップルズの取り組みとは

リップルズの新しいビジョン:ベブトップ・メディア



飲食業界に革命をもたらす新しいサービスが登場しました。リップルズは、ドリンク市場に革新をもたらす「ベブトップ・メディア」を発表し、顧客体験の向上と共にビッグデータを利用したサービスを提供します。

ベブトップ・メディアの背景とは



一般的に、コーヒーやビール、カクテルなどの飲み物は、白い表面のままお客様に提供されます。しかし、リップルズはこの空白の部分が新たなコミュニケーションの場になると考えました。通常の飲食店では、この「何もない状態」を「ネイキッド・ドリンク」として捉え、消費者の目を引くチャンスを失っていると指摘しています。

全世界で無数のドリンクが提供される中、この瞬間を活かさない手はありません。リップルズは、そのアイデアを具体化し、自然由来のインクを使用してドリンクの表面をデコレーションする「ベブトップ・メディア」を開発しました。これにより、ドリンクは単なる飲み物から、消費者がSNSにシェアしたくなるコンテンツへと変わります。

テクノロジーに支えられた新しい体験



「ベブトップ・メディア」は、リップルメーカーというIoT機器によって実現されます。リップルメーカーAMは泡のある飲み物を、PMはビールの泡を利用してそれぞれメディアを生成します。この装置によって、消費者には驚きと感動の体験が提供され、瞬時にシェアしたくなる要素が生まれるのです。

さらに、リップルズのクリエイティブチームは常時新しいコンテンツを配信しており、利用者はオリジナルのデザインをアップロードすることもできます。このようにして、店舗は消費者を瞬間的なインフルエンサーに変える力を持つのです。

実績に裏打ちされた結果



この新しいアプローチはすでに幾つかの成功事例を生んでいます。2019年のシカゴで開催されたLollapaloozaでは、Cupcake Vineyardsが提供したフローズンカクテルにセルフィーがプリントされたことで話題を集め、約1.5億インプレッションを達成しました。また、バリのCoffee CartelでもSNSで100万リーチに成功しています。

リップルズは、スパークリングワインのMoët Hennessyグループとのコラボレーションにより、今後8か国で25台のリップルメーカーを設置し、顧客体験の再定義を目指しています。このように、ベブトップ・メディアは既に実績があり、多くの企業に採用され始めています。

ビッグデータを駆使した新しいサービス



リップルズはこれに加えて、ビッグデータ解析のサービスも開始します。このサービスにより、ブランドはドリンク上のコンテンツがSNSでどのように拡散されるかを可視化し、どの内容が売上向上に貢献するのかという具体的な分析を行うことが可能になります。

提供されるレポートには、業界別や地域別、さらには季節ごとのコンテンツ解析、SNSでの拡散を促進するコンテンツのレコメンデーションなどが含まれます。リップルズのCEO、Yossi Meshulam氏は、4年前からの展開が急速に浸透していることに驚きを隠せないと述べています。

まとめ



このように、リップルズの「ベブトップ・メディア」は単なる飲み物の提供を超え、顧客との新しいコミュニケーションの場を創造しています。ドリンクを通じてブランドメッセージを伝え、SNSでシェアされることで、ブランド価値を高める新たな戦略が今後の飲食業界を変えていくことでしょう。

会社情報

会社名
Ripples株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷1-23-21co-lab 渋谷キャスト
電話番号

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