健康管理アプリ『MySOS』が進化を遂げる!
株式会社ディー・エヌ・エーの子会社である株式会社アルムは、自社が開発した健康・治療生活サポートアプリ「MySOS」を大型アップデートしました。この新バージョンでは、生成AIを使った機能が追加されたほか、ユーザーに優しいデザインが採用されています。これにより、自己の健康管理だけでなく、家族全員の健康をサポートすることが可能となります。
新機能の目玉
生成AIを活用した情報提供
『MySOS』の大きな特徴が、生成AIによる情報提供機能です。利用者が抱える疾患や年齢に基づいて、適切な生活情報を提供する「KENNOライフアシスト(仮称)」のβ版が搭載されました。この機能は、高齢者や認知症予備軍に特に有効であり、運動や食生活などを含む日常生活に役立つアドバイスを行います。これにより、ユーザーの健康維持や改善に寄与することが期待されています。
UI/UXの刷新
初回ダウンロード時のナビゲーション機能が新たに追加され、視覚的にもわかりやすく、使いやすいインターフェースを実現しました。アイコンや配色の変更により、より直感的にアプリを操作できるようになっています。
マイナポータルとの連携強化
2023年5月からのアップデートで、マイナポータル連携により、処方や調剤の情報、さらに医療費についてのデータも簡単に取得できるようになりました。これにより、医師とのコミュニケーションの際に必要な情報がスムーズにやり取りでき、診療後にも医療費の管理が可能となります。
オンライン診療機能の導入
新規に追加されたオンライン診療機能では、ユーザーが「MySOS」を通じて医療機関と直接つながることができます。アプリに記録したバイタル情報や、マイナポータルで取得した健康情報が医療者に共有され、より適切な診療を受けることが可能になります。この機能は、診療時間の短縮や医療情報の円滑な伝達を実現するためのものです。
アルムの今後の展望
アルムは、今後も「MySOS」のPHR機能を強化し、ユーザーがより充実した健康管理を行えるようサポートしていく方針です。医療機関での受診やセカンドオピニオンを利用する際、正確で必要な健康情報を迅速に提供できる体制を整え、利便性を高めることを目指します。
会社概要
株式会社アルムは、東京都渋谷区に本社を構え、「すべての医療を支える会社(All Medical)」として、ICTを通じて公平な医療福祉の実現に取り組んでいます。また、グローバルな医療ICT事業にも注力し、32カ国へのソリューション提供を行っています。
日本テクトシステムズとの連携
さらに、日本テクトシステムズは高齢者や認知症関連事業に特化した企業であり、安心して老いていく社会の実現を目指しています。「ONSEI」や「MENKYO」といった革新的なサービスを通じて、社会課題の解決に寄与しています。こうした企業の連携は、今後ますます多くの人々にとって有益な生活環境の提供に繋がるでしょう。
以上のように、「MySOS」の最新アップデートは、健康管理の新たなステージを切り開くものとなっています。今後の展開にも期待が高まります。