愛知県の人権啓発ポスターが大反響
愛知県の人権推進室が手掛けた人権啓発ポスターが、SNS上で非常に大きな反響を呼んでいます。このポスターは、毎年12月の人権週間に合わせて作成されるもので、今年は特に注目を集めています。
ポスターの内容と反響
11月21日(月)には金山駅にてポスター掲出が始まり、11月23日にはその画像がTwitterに投稿されると、わずか数時間で1万リツイートを超えました。そして、11月30日現在、このツイートは3万リツイートを突破しており、未だに拡散が続いています。
ポスターは漫画の形式で、親しみやすいデザインが特徴です。共通のメッセージとして掲げられているキャッチコピーは、【わたしの「ふつう」と、あなたの「ふつう」はちがう。それを、わたしたちの「ふつう」にしよう。】。この言葉は、様々な人権問題を身近な視点から思考させるものとなっています。
代表的なテーマ
ポスターは7種類の人権問題を扱っており、障害者の人権、女性の権利、性的少数者の権利、高齢者の権利、インターネットにおける人権、外国人の権利について描かれています。それぞれのテーマが日常生活の中で潜在する人権への意識を深めることを目的としています。
SNSでは「すごく良い」、「全国に貼ってほしい」などの称賛の声が寄せられ、さらには「このポスターを使いたい」という問い合わせも増えているようです。愛知県は一般市民からの関心の高さを受けて、さらなる取り組みを進めています。
今後の予定
愛知県では、12月4日から始まる人権週間に向けて、12月5日から県内のJRおよび名鉄の駅で中吊り広告としてこのポスターを掲出する予定です。また、関連イベント「第2回あいち人権講演会」も1月13日(金)に開催される予定で、ここでも人権についての意見交換や啓発が期待されています。
さらに詳しい情報
愛知県人権推進室のホームページでは、公開されているポスターの詳細や人権講演会についての情報が提供されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。詳細は
こちらからご覧いただけます。
このように、愛知県の人権啓発活動は多くの人々に影響を与えており、SNSを介してそのメッセージが全国に広まることを期待したいです。