エコノミークラス症候群
2014-10-03 17:00:02

生活の中に潜む脅威、「エコノミークラス症候群」啓発イベント開催

エコノミークラス症候群に関する啓発イベント



バイエル薬品は、静脈血栓塞栓症、一般的には「エコノミークラス症候群」として知られる病気についての啓発イベントを開催します。今回のイベントは、2014年10月12日と13日の2日間、羽田空港の第2旅客ターミナル2階にて実施されます。このイベントは、正しい知識を広めるための情報提供を目的としています。

なぜ「エコノミークラス症候群」が重要か



近年、災害時の避難所生活において、静脈血栓塞栓症の危険性が高まっていることが分かっています。新潟県中越地震や東日本大震災、さらに最近では広島土砂災害の際にも、避難所で生活する人々の間で、血栓が増えていることが報告されています。これが、静脈血栓塞栓症が社会的な問題として認識される一因となっています。
この病気は、飛行機に乗る際だけでなく、座りっぱなしの状態や長時間の移動でもリスクとなります。

イベント内容



今回の啓発イベントでは、特別に「詰まらない神社」も設けられ、参加者に「血管に血栓が詰まらないように」と祈願していただきます。この神社で祈願した方の中から抽選で旅行券が当たる特典も用意されています。

また、全日本空輸株式会社(ANA)の協力により、フリーアナウンサーの唐橋ユミさんとANAのキャビンアテンダントが登場するミニトークショーも行われます。トークショーでは、エコノミークラス症候群についての説明や、血栓予防のための簡単なエクササイズも実施される予定です。

正しい知識の重要性



静脈血栓塞栓症は、足の静脈で形成された血栓が肺の動脈に詰まる病気です。これにより、様々な症状が現れる可能性があります。主な症状として、脚のむくみや痛み、皮膚の変化などがあります。また、この病気は多くの要因によって引き起こされ、誰にでも発生する可能性があります。特にがん患者、妊娠中の人、高齢者や肥満の方々はリスクが高いと言われています。

予防法について



この病気の予防には、長時間の座位を避けることや、適度な時間に立ち上がって運動することが重要です。飛行機に乗る際や長距離移動の際には、足のマッサージやストレッチを行うことで血流を改善することが推奨されています。また、弾性ストッキングを使用することも効果的です。

まとめ



バイエル薬品が主催するこの啓発イベントは、静脈血栓塞栓症についての理解を深め、社外への情報提供を強化する機会です。正しい知識を広めて、自己防衛の意識を持つことが何よりも重要です。健康な生活のために、エコノミークラス症候群に関する意識を高めることが求められています。

このイベントを通じて、多くの人々が「エコノミークラス症候群」についての知識を吸収し、予防策を講じるきっかけになればと願っています。

会社情報

会社名
バイエル薬品株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田2-4-9ブリーゼタワー
電話番号
06-6133-7000

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