「りぼん」の魅力と創刊65周年プロジェクト
1945年に創刊された「りぼん」は、1955年から発行されている少女まんが雑誌で、数々の名作を生み出してきました。これを記念して、2020年8月で65周年を迎える「りぼん」は、特別なプロジェクト「【りぼんのりぼん】」を始動しました。このプロジェクトは、「りぼん」が持つ無限の可能性や魅力を多くの人に届け、さまざまな価値観を持つクリエイターや企業と共に新しい取り組みへ挑戦するものです。
プロジェクトの背景と目的
「りぼん」はこれまで、著名な漫画家たちと共に名作を創造してきました。一条ゆかりの『有閑倶楽部』やさくらももこの『ちびまる子ちゃん』など、多くの作品が今でも愛されています。最近の『さよならミニスカート』は、20-30代の女性や男性読者にも好評で、「りぼん」の存在感を再確認させる出来事となりました。「りぼんのりぼん」プロジェクトは、まさにこの時代背景を踏まえ、読者同士のつながりを意識したコンセプト「誰かと誰かをむすぶ」に基づいています。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトでは、特に初回の取り組みとして「りぼんのおみせ in Tokyo」を3月6日から3月20日まで開催。原宿のbase yard tokyoでPOP-UPストアを展開し、全38種類のオリジナルアイテムを販売しました。販売されるグッズは、雑貨や文房具、ファッショングッズなど多岐にわたり、クリエイターとのコラボアイテムも含まれています。
販売アイテムの一部
- - クリエイターコラボステッカー:人気イラストレーターとのコラボで、3種が各385円で販売。
- - プリントTシャツ:気鋭のクリエイターと共同制作した特別なTシャツで、5500円から6050円の価格設定。
- - ムーンパンツ:サニタリーライフを快適にする吸水パンツを、特別パッケージで発売。
その他の活動
さらに、プロジェクトの第2弾として「りぼん」オリジナルのInstagramフィルターを導入し、フォロワーが特別な体験を楽しめるようにしています。また、LINEスタンプとして「りぼんロゴフォント絵文字」を発売し、より多くのファンにアプローチしています。
編集長のメッセージ
「りぼん」の編集長である相田聡一氏は、65年の歴史を振り返り、今後も「りぼん」が多様化する社会において、憧れの場所であり続けること、読者の心を結ぶ役割を果たしていきたいと語っています。世代を問わず愛される「りぼん」の存在を再確認できる機会となることでしょう。
終わりに
「りぼんのりぼん」プロジェクトは、ただの記念企画ではなく、時代の変化に柔軟に対応し続ける「りぼん」の姿勢を体現しています。これからも続くこのプロジェクトに期待が高まります。