ecbo、シリーズB追加で資金調達
2024-06-28 20:02:59

荷物預かりサービス「ecbo cloak」運営のecbo、シリーズB追加ラウンドで資金調達を実施 - 旅行需要増加に対応し、日本全国の荷物預かりインフラ構築へ

ecbo、シリーズB追加ラウンドで資金調達 - 旅行需要増加に対応し、日本全国の荷物預かりインフラ構築へ



荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」、宅配物受け取りサービス「ecbo pickup(エクボピックアップ)」を運営するecbo株式会社は、シリーズB追加ラウンドとして、既存投資家であるケネディクス株式会社に加え、株式会社ティーガイア、株式会社マイクロアド、個人投資家の仲谷 善文氏、漆原 茂氏を引受先とする第三者割当増資を実施し、シリーズB 2ndをクローズしたことを発表しました。

今回の資金調達は、観光客増加による荷物預かり需要の高まりに対応し、日本全国でのインフラ構築を加速させることを目的としています。ecboは、2015年の創業以来、「世界中のモノの循環をなめらかにする」というミッションを掲げ、2017年1月から「ecbo cloak」、2019年9月から「ecbo pickup」を運営してきました。

コロナ禍以降、訪日観光客数は回復傾向にあり、2024年3月にはコロナ禍前の過去最高を上回る308万人、4月にも304万人を記録しました。政府は2030年に訪日外国人旅行者数6,000万人を目指しており、観光産業は今後も成長が見込まれます。

こうした状況の中、コインロッカー不足などの課題も浮上しています。ecboが実施した調査では、全国で約17.6万人が旅先で荷物を預けられない状況にあり、コインロッカーは約30万個不足しているとのことです。

今回の資金調達により、ecboはさらなる店舗数の拡大、安定的なサービス提供、事業拡大に伴う人材採用を強化していきます。

投資家からのコメント



株式会社ティーガイア
コンシューマ事業部門 コンシューマ事業ビジネス本部長 水野喜介氏は、「インバウンドや地方創生の観点から、弊社のアセットを活用した荷物預けニーズの解消に貢献するため、本提携に至りました。特に観光地や地方都市において、旅行者の利便性を向上させることが期待され、ecbo様との協力により、新たなビジネスチャンスを創出し、両社の成長と発展を推進してまいります。両社のシナジー効果を最大化し、持続的な成長とサービス向上を目指します。」と述べています。

株式会社マイクロアド
執行役員 海外事業本部兼戦略投資推進室 丸木勇人氏は、「弊社が長年培ってきた海外事業における経験やアセットとecbo様が今まで長年取り組まれてきたecbo cloakを組み合わせることで、両社で訪日旅行者の課題解決に貢献できると確信し本提携に至りました。今後我々の顧客である様々な流通小売様に向けて新たなビジネス軸としてecbo cloakを導入させて頂くとともに、店舗に訪れている国内外の方々に向けて利便性を構築することができるwin-winの取り組みの拡大に向けて尽力して参ります。また日本国内での事業拡大のみならず、将来的には我々が進出している海外各国においても同様のビジネスモデルを両社で展開していけるよう、共に力を合わせていければと考えております。」とコメントしています。

ケネディクス株式会社
ケネディクス株式会社は、「コロナ禍による厳しい状況を乗り越え、旅行需要の回復とともに成長軌道へ回帰されたと感じています。追い風の事業環境の下、事業基盤を強化して成長を加速していただくために、今回、追加出資をさせていただきました。ecbo cloak(エクボクローク)がますます多くの人に認知、利用され、社会にとって不可欠なサービスになることを期待しています。」と述べています。

ecbo株式会社 代表取締役社長 工藤慎一氏のコメント



「今回、シリーズBの追加出資を発表できることを大変嬉しく思います。新たにパートナーとしてティーガイア様、マイクロアド様を迎え入れることができ、またケネディクス様にもecboの成長を見守っていただき、追加出資をいただけたことを心から感謝しております。
現在、観光業界の成長に伴い、圧倒的なコインロッカー不足が深刻化しています。この問題を解決できるのはecbo cloakしかありません。今回の資金は、荷物預かり場所の供給不足を解消し、サービスの拡大に伴う人材採用に投資する予定です。
数年以内に日本全国での荷物預かりインフラを構築し、世界各地でecboのサービスを提供することを目標にしています。お客様の大切な荷物を預かり、その安心と利便性を提供することが私たちの使命です。これからも変わらず、その使命に向かって全力を尽くしてまいります。
未来の旅行者がどこにいても安心して荷物を預けられる世界を目指していきます!」

ecbo cloakについて



「ecbo cloak」は、スマホ予約で簡単に荷物を預けることができるサービスです。日本全国1,000店舗以上、台湾にも展開しています。ユーザーはアプリから荷物預かり可能な駅構内や郵便局、カフェなどを検索し、事前予約・決済で荷物を預けることができます。コインロッカーに入らない大型荷物も預けることができ、荷物の紛失や破損に備えた保険も自動で付帯しています。

ecbo株式会社 会社概要



  • - 会 社 名:ecbo株式会社
  • - 代 表 者:代表取締役社長 工藤 慎一
  • - 本社所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-4 恵比寿ガーデンプレイスグラススクエアB1
  • - 設 立 年 月:2015年6月2日
  • - U R L:https://ecbo.io
  • - 主な事業:荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」、宅配物受け取りサービス「ecbo pickup(エクボピックアップ)」の運営

求人情報



現在、ecboでは複数業種で採用募集をしています。日本全国で荷物預かりインフラを構築する営業職、海外の新たな拠点を開発するローンチャー職、サービス急拡大に耐えうるシステム開発ができるエンジニアなどを積極採用しています。
求人募集の詳細はこちら:https://herp.careers/v1/ecbo


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