大阪・関西万博で体験するカナダの食文化とフードイベントの魅力

カナダの食文化を体感！大阪・関西万博の魅力

2025年6月11日、大阪で行われた関西万博のカナダパビリオンで、カナダ農務・農産食品省と在日カナダ大使館が共催した「夏のカナダフードの恵みを体験」するイベントが開催されました。この特別なイベントは、カナダ産の高品質な食材と豊かな食文化を紹介することを目的としており、来場者によって大変な盛り上がりを見せました。

壮大なカナダの食材を体験

イベントのテーマは「健康」「おいしさ」「楽しさ」。カナダは自然に恵まれた国であり、その食文化は四季折々の旬の食材を大切にしています。今回のイベントでは、カナダ産の食材を使った特別な料理が提供され、参加者はその豊かな味わいを楽しみました。

第一部：「メープルシロップクイズ大会」

イベントの最初のセクションでは、「メープルシロップ」にちなんだクイズ大会が行われました。このクイズには100名以上の参加者が参加し、メープルシロップに関する知識を試されました。「テイスティングクイズ」では、三種類の甘味料の中から本物のメープルシロップを見抜く挑戦があり、参加者の熱気が会場を包み込みました。正解者にはカナダ特製のバッジが贈呈され、全ての参加者にはカナダ産の大麦を使用した麦茶と、シェフが手作りしたメープルクッキーがふるまわれました。楽しい雰囲気の中、カナダの代表的な甘味料であるメープルシロップの魅力を広めることができました。

第二部：カナダ産食材を活かしたコース料理

その後、カンファレンスルームでカナダ人シェフのフィル・キャメロン氏が、カナダ産の食材を使用したコース料理を提供しました。フィル氏は、オタワ出身で国際的なコンペティションでの受賞歴も持つ実力派シェフです。彼は食材の特性を生かした料理を作りあげ、メープルシロップ、ビーフ、ポーク、ロブスター、ブルーベリー、はちみつ、パプリカ、トマト、そしてカノーラの9種類のカナダ産食材を使用したスペシャルメニューは、参加者たちの心をつかむものでした。料理は美味しさだけでなく、それぞれの食材の特長や産地についての解説もあり、参加者は五感を使って「カナダの食文化の豊かさ」を体験しました。また、カナダ産のワインやアイスワインとのマリアージュも楽しむことができ、参加者はその深い味わいを堪能しました。

今後もカナダ産食材の魅力を広め、日常の食卓に取り入れる方法を新たに発見してもらうことが目的です。カナダは安心・安全で持続可能な食文化を大切にしており、日本でもその素晴らしさを知ってもらえる機会を提供していきます。

カナダの豊かな自然とそれを活かした食材

カナダは広大な国土と自然に恵まれた土地であり、その国土面積は日本の約26倍。海岸線の長さや湖の数は世界一です。カナダの美しい自然は、シーフードや畜産物、フルーツなど、多様な食材を提供しています。多くの人にとって、カナダといえばメープルシロップだけではなく、ロブスターやブルーベリー、カレイなど、自然がもたらす新鮮な食材を思い浮かべるでしょう。イベントを通じて参加者がカナダの食材の多様性やそれを活かした料理の可能性を楽しむことができたことは、今後の食育や健康志向に繋がる一歩となるでしょう。

カナダ産の食材の魅力をより多くの方に知っていただくため、様々な取り組みが続けられています。日常の食においても、これらの食材を積極的に取り入れ、健康で楽しさ溢れる食卓を作ることが求められています。来る夏には、カナダの豊かな食文化を感じながら、心も体も喜ぶ食の体験をしてみてはいかがでしょうか？

この夏、カナダの美味しい季節をぜひ味わってみてください！