アズジェントがAmazon EKS向けのセキュリティサービスを開始 - コンテナ環境の安全を守る新たな一歩

株式会社アズジェントが新たに提供するセキュリティサービス

株式会社アズジェント（以下、アズジェント）は、セキュリティ監視の新サービスである「セキュリティ・プラスマネージドセキュリティサービス for Sysdig SaaS」（以下、MSS for Sysdig SaaS）において、Amazon EKS環境に特化した監視機能を追加しました。この新しいサービスは、2024年4月に提供を開始し、特にコンテナ利用の拡大に伴うセキュリティリスクを軽減することを目的としています。

MSS for Sysdig SaaSの特徴

MSS for Sysdig SaaSは、エンドユーザーが利用するSysdig Secureのログデータを収集し、専門のセキュリティオペレーションセンター（SOC）のアナリストがそのデータを詳細に分析します。これにより、コンテナ上で行われる不審な操作や外部へのアクセスに対するアラートを迅速に通知し、エンドユーザーは高いレベルのセキュリティ対策を講じることができるのです。このサービスにより、ユーザーはアズジェントの専門知識を活かしながら、自社の本業に集中できる環境を整えられます。

Amazon EKS環境へのサービス拡張

MSS for Sysdig SaaSは当初、Amazon ECS（Elastic Container Service）環境の監視のみを提供していましたが、ユーザーからの要望に応じて、Amazon EKS（Elastic Kubernetes Service）環境にも対応することが決定されました。EKSはKubernetesをベースにしたコンテナオーケストレーションサービスで、複雑な環境でのロードバランスやリソース管理が可能です。これゆえ、多くの企業がEKSを選好しています。

アズジェントは、EKS環境に対するセキュリティ監視を2023年9月4日から開始しました。これによって、ユーザーはKubernetesを利用した複雑なコンテナ環境でも、安心して運用できるようになります。今後は、AzureやGoogle Cloud上のKubernetes環境にも対応する予定もあるとのことです。