桜木総建、太陽光パネル循環へ
2024-05-27 10:00:03

桜木総建、太陽光パネル中間処理施設新設で脱炭素化に貢献!千葉県八街市に新たな循環型経済モデル構築へ

桜木総建、太陽光パネル循環型経済モデルを構築



千葉県八街市に拠点を置く桜木総建株式会社は、太陽光パネルのリユース・リサイクル事業において、新たな一歩を踏み出しました。同社は2023年7月に太陽光パネル専門のリユース・リサイクル事業を開始、そしてこの度、千葉県庁に許可申請を行い、太陽光パネル専門の中間処理施設の新設を目指しています。

年間30万枚超の処理能力を目指す



計画では、複数棟の建設を予定しており、将来的には年間30万枚を超える太陽光パネルの処理能力を有する大規模施設となる見込みです。これは、増加の一途を辿る太陽光パネル廃棄物問題への、強力な対策となるでしょう。

ワンストップサービスで顧客満足度向上



桜木総建は、太陽光発電に関わるあらゆる工程をワンストップでサポートする体制を整えています。設計・施工からメンテナンス、撤去、リユース・リサイクル、そしてリパワリングまで、顧客は一貫したサービスを受けることができます。特に、太陽光パネル撤去後の屋根防水塗装工事も請け負うことで、顧客の利便性を大幅に向上させています。これは、他社ではなかなか見られない、大きな強みと言えるでしょう。

リユースパネルの積極的な買取と販売



撤去された太陽光パネルのうち、再利用可能なものは積極的に買取を行い、国内外へ販売しています。厳しい品質基準をクリアしたパネルのみを販売することで、信頼性も確保しています。

高いリサイクル率の実現



桜木総建では、太陽光パネルを構成するアルミフレーム、ガラスカレット、ジャンクションボックス、セルなどを分別し、それぞれの素材を有価物として排出することで、およそ99%という高いリサイクル率を実現しています。これは、環境保全への貢献という点でも、非常に大きな意義を持つ取り組みです。

急増する太陽光パネル廃棄物問題への対応



太陽光発電の普及に伴い、今後、使用済み太陽光パネルの廃棄量が急増することが予想されています。環境省の推計によると、2039年には約78万トンに達する可能性も示唆されています。桜木総建の取り組みは、この問題への有効な解決策となるだけでなく、循環型経済の構築にも貢献すると言えるでしょう。

地域貢献への取り組み



桜木総建は、事業活動を通じて地域社会への貢献にも力を入れています。地元の子ども会活動への協賛や、福祉協議会への参加など、地域活性化に積極的に取り組んでいます。代表取締役の松原氏は、「未来の環境保全と地方創生の一翼を担う」という強い意志を持って、事業を展開しています。

まとめ



桜木総建の太陽光パネルリユース・リサイクル事業は、環境問題への対策、顧客満足度の向上、そして地域社会への貢献という、三つの側面から高い評価に値します。今後、同社の取り組みが、日本の循環型社会の構築に大きく貢献していくことが期待されます。

会社情報

会社名
桜木総建株式会社
住所
千葉県八街市東吉田225-15
電話番号
043-307-6177

トピックス(経済)

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