越境EC機能「かんたん海外販売」が5,000ショップ突破
2026年7月、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」が運営する越境EC機能「かんたん海外販売」を利用したショップ数が、ついに5,000を超えました。この機能は、シンプルで誰でも簡単に海外へ商品を販売できる仕組みを提供しています。
「かんたん海外販売」とは?
「かんたん海外販売」は、国内外問わずすべてのショップに利用できる機能です。2026年1月14日にエントリー制で始まり、3月18日からは全ショップに標準機能として提供されました。これにより、特別な設定や開発は不要となり、誰もが気軽に海外市場に挑戦することができます。
特徴1: 作業負担ゼロ
海外のお客様から注文が入ると、ショップは国内と同じ方法で商品の発送を行います。越境EC専門のスタッフが、煩雑な手続きや多言語での問い合わせ、返品処理などを代行します。これにより、ショップオーナーは本業に集中でき、手間をかけずに販売のチャンスを広げられます。
特徴2: カゴ落ちを防止
「かんたん海外販売」では、海外からのアクセスがあった場合、自動的に海外専用カートが表示されます。AIによって、商品の販売可否や送料が算出され、顧客はスムーズに購入できます。この仕組みにより、海外のお客様のカゴ落ちを防ぎ、売上向上に直結しています。実際、100か国以上への販路拡大を実現しています。
利用ショップの高評価
実施したアンケートによれば、ショップの約97.3%が今後も海外販売を続けたいと回答しました。特に、「特別な施策を実施せずに売れていた」と答えるショップも多く見られ、越境ECが標準的な販売手法として受け入れられていることが伺えます。
SNSとリアル接点の重要性
海外からの購入を後押しする要因として、ショップのSNS投稿や訪日客の実店舗訪問が挙げられます。SNSを通じて商品の魅力を訴えることで、新たな顧客を獲得する例が増えています。また、実店舗での体験がオンライン購入に繋がるケースもあり、特に訪日外国人にとっての重要な接点となっています。
ショップ事例紹介
「かんたん海外販売」を利用して成功したショップ事例をいくつか紹介します。
事例1: 新潟県の田辺工房
「日常にファンタジーを」をテーマにしたハンドメイドのピザカッターが、アメリカで人気を集めています。田辺工房のオーナーは、特別な知識がなくても製品を海外に届けられることが大きな魅力だと語り、今後もより多くの人にファンタジーを届けていきたいと意気込んでいます。
事例2: 「Ropa de Aulu」
韓国から100件以上の注文を受けた子供服のセレクトショップ。ショップオーナーは、国境を越えて「可愛い」を共有できることを嬉しく感じており、今後はさらに多くの国への展開を目指しています。
事例3: 京都のシルクショップ
実店舗を持つこのショップは、訪日客が帰国後にオンラインで商品を購入する流れを生んでいます。手続きが楽になり、顧客との新しい接点が生まれたことで、販路を拡大しています。
事例4: 梅天神
ポーランドからの注文を受けた日本の伝統食品ショップ。安全で確実な発送が可能になり、海外へ向けて梅干しの魅力を発信する意気込みを見せています。
今後の展望
「かんたん海外販売」の提供が始まってから約半年が経過し、ショップオーナーからは作業負担の軽減を実感する声が多く寄せられています。今後もBASEは、越境ECを推進し、さらに利用しやすい環境を整えていく考えです。これからの越境EC時代において、個人やスモールチームが世界で活躍できる場が広がることに期待が高まります。