一般社団法人ジョブレンズ実行委員会が「第18回キッズデザイン賞」を受賞しました！

新たなキャリア教育の幕開け

一般社団法人ジョブレンズ実行委員会は、子どもたちと地域企業をつなげる取り組みを行っており、2022年の設立からわずか3年で「第18回キッズデザイン賞」を受賞しました。この受賞は、同委員会が展開するキャリア教育WEB教材「ジョブレンズ」が子どもたちの創造性と未来を考慮した優れたデザインであることを証明しています。

キッズデザイン賞とは

キッズデザイン賞は、子どもたちが安全に成長できる環境を目指して、2007年に創設された賞です。この賞は、製品、サービス、空間、活動、研究の中から、特に子どもたちやその家庭に配慮された優れたデザインを表彰することを目的としています。「子どもを産み育てやすい社会の構築」を理念として、多くの企業や団体が参加して開かれています。

ジョブレンズの概要

「ジョブレンズ」とは地域の様々な職業を映像化したキャリア教育を目的としたWEB教材プラットフォームです。現在、100種類以上の職業を紹介し、動画は47職種をカバーしています。各動画はインタビュー形式で構成され、子どもたちが集中して見ることができる5分から7分で作られています。これにより、授業で効果的に使用できるよう配慮されています。

子どもたちが仕事に触れ、それを身近に感じることで、将来の夢や目標を見出す手助けをすることがこのプロジェクトの目的です。ジョブレンズの取り組みを通じて、彼らは地域の魅力や職業のやりがい、厳しさを知ることができます。

出前授業の実施

ジョブレンズ実行委員会は、「出前授業」という形で地域企業から講師を招き、子どもたちに働くことの楽しさや夢を持つことの重要性を伝えています。2024年には完全オンラインでの出前授業が実施され、福岡市をはじめ、徳島県の宍喰中学校でも行われました。これにより、さらに多くの子どもたちに仕事への理解を深めてもらうことができました。

実績と今後の展望

これまでに、ジョブレンズは107職種を紹介し、出前授業に参加した生徒数は2303人に上ります。今後も、地域企業と協力しながら、さらに多くの子どもたちにジョブレンズを通じて多様な職業体験を提供し、夢の実現をサポートするための活動を続けていく所存です。地域の未来を担う子どもたちの夢を育むため、より一層の支援を広げていきます。