山口県初開催！eスポーツと環境保全を融合したイベントに注目

山口県初の取り組み！eスポGOMI in 山口周南

山口県周南市で新たな試みが行われました。eスポーツと環境保全活動が結びついた「海と日本PROJECT eスポGOMI in 山口周南」のイベントが、2025年1月12日に開催され、多くの参加者が集まりました。

イベント概要

このイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブと株式会社ラップが主催。この新たな活動は、地域の環境意識を高めるだけでなく、参加者に楽しさを提供することを目的としています。

- 日程：2025年1月12日（日）13時30分～16時30分（受付開始は13時00分）
- 会場：周南市立徳山駅前図書館3階交流室2（山口県周南市御幸通2丁目28番2）
- 参加人数：1チーム3名×10チーム、合計30名
- 主催：一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ、株式会社ラップ
- 共催：日本財団海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE
- 運営制作：一般社団法人 SOCIAL GOOD ENTERTAINMENT
- 協力：eスポGOMI開催委員会
- 後援：周南市、山口放送株式会社

熱い戦い！優勝者の声

イベントには10チーム30名が出場。観覧者約80人の前で繰り広げられた熱戦の結果、見事に優勝を果たしたのは「チームランナーズ」。彼らは、5.055kgものごみを拾い、864ポイントを獲得。前半では6位だったものの、後半戦での逆転劇が見どころでした。優勝チームは、「思った以上にごみがあってびっくりしました！今後もゲームの技術を磨いていきます！」とコメント。

ゲーム大会の盛り上がり

eスポGOMIの魅力の一つは、ハーフタイムに行われるゲーム大会です。この大会では「ぷよぷよeスポーツ」が行われ、年齢を問わず盛り上がりを見せました。特に小学2年生の参加者が大活躍し、大人たちを次々と倒す姿には会場が大いに沸きました。上位3チームには、ごみ拾いに役立つアイテムが贈られるなど、ゲーム大会の成果が後半戦に活かされる仕組みです。

ごみの収集量も注目

この日のイベントで集められたごみの総量は驚きの22.833kg。周南市の外観は美しいものの、近くの公園や線路沿いには多くのたばこの吸い殻があり、参加者はその事実に驚いていました。特に若者たちが集まる青空公園では、多くの未分別のごみが放置されている状況が確認され、参加者たちはその重要性を再認識しました。

eスポGOMIの意義

eスポGOMIは、単なるごみ拾いを競技化するだけでなく、持続可能な社会を実現するための新たなアプローチです。日本発祥の「スポGOMI」と、世界で人気の「eスポーツ」を組み合わせたこの取り組みは、広く多くの人々へと環境問題への関心を促進させることを目指しています。今後さらに多くの場所でこのようなイベントが広まることが期待されています。

イベントは、参加者や観覧者の意識を変え、未来に向けたアクションを促す貴重な機会となりました。eスポGOMIは、楽しみながら環境問題に取り組む新たな形の活動として、今後も注目されることでしょう。