テイラーアップとスタイルメイトが韓日ファッションマーケティングで提携！

テイラーアップとスタイルメイトが提携

株式会社Tailor App（テイラーアップ）は、韓国のファッションブランド向けに新たなマーケティング戦略を展開するため、韓国の株式会社STYLEmate（スタイルメイト）と戦略的なパートナーシップを結びました。この提携によって、今後両社は2025年1月を目処に、韓国ファッションブランドの日本市場進出に向けた実証実験を行う予定です。

テイラーアップの役割

テイラーアップは東京都渋谷区に本社を構えるスタートアップで、主にSNSを活用したライブコマースマーケティングを専門にしています。新たなSNSライブマーケティング戦略を展開し、2022年には国内でのライブコマース実績がNo.1を記録しました。また、自社開発のマーケティングオートメーション（MA）ツールを駆使して、今後は韓国ファッションブランドのデータに基づいた日本市場進出を支援します。

スタイルメイトの実績

一方で、スタイルメイトは2022年に設立された韓国のファッションマーケティング企業で、140以上のファッションブランドに対して広範なマーケティングサポートを提供してきました。特に、インフルエンサーとブランドを結ぶ施策を導入し、SNSでの影響力を高めつつブランドの成長を支えています。今回の提携により、中小規模の韓国ブランドも日本市場への進出のチャンスを得られることになります。

成長の可能性

昨今の消費活動はSNSから大きな影響を受けており、インフルエンサーマーケティングやライブコマースを通じた商品紹介が拡大しています。このような背景の中、テイラーアップとスタイルメイトは、大規模モデルにとどまらない軽やかなマーケティング戦略を模索しています。特に、韓国のD2C（ダイレクト・トゥ・コンシューマー）ブランドが日本市場でのテストマーケティングを効率的に行えることに重きを置いています。

実証実験とワンストップソリューション

2025年1月からの実証実験では、韓国ブランドのインフルエンサーマーケティングを導入して市場の可能性を検証する予定です。また、両社はオンラインECだけでなく、オフラインのポップアップストアの展開までを支援するワンストップソリューションを目指しています。

両社の期待

パートナーシップに際し、スタイルメイトの代表である韓尙希氏は「この協力は単なるパートナーシップを超えて両国のブランドと市場を繋ぐプラットフォームへと成長する契機になる」とコメントしています。一方、テイラーアップの松村夏海社長は「国を超えたビジネスと消費を加速させる」として、日本市場へのブランド進出を促進すべく取り組む姿勢を示しました。さらに、株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパンの連携も期待されており、両社の強みを活かした相乗効果の発揮が注目されています。