近年、環境問題への関心が高まり、持続可能な素材の需要が急速に伸びています。その中で、業界初のバイオマス度100%ライスブランワックス分散体『ポリコンRB-1』が注目を集めています。この新製品は、非可食のバイオマス原料から作られ、人や環境に配慮した機能性を提供します。
ライスブランワックスとは?
ライスブランワックスは、米ぬかから油を抽出する際に生じる副産物で、精製を通じて得られる粗蝋です。この素材は、主に化粧品や様々な産業での光沢付与剤、硬度調整剤として利用されています。従来の石油由来のワックスの代替品として、ライスブランワックスは、その環境への優しさからも脚光を浴びているのです。
しかし、単体ではハンドリングが難しいという課題がありました。そこで開発されたのが『ポリコンRB-1』です。この製品は、ライスブランワックスをイソプロピルアルコール(IPA)で分散させ、粒子径や粘度を最適化。扱いやすい液体ワックスとして生まれ変わりました。
ポリコンRB-1の特長
『ポリコンRB-1』は、建材や自動車部品向けのグラビアインキ、工業用塗料の添加剤として、耐摩耗性やブロッキング防止などの優れた効果を発揮します。これは、従来の製品に比べてさらに利便性を向上させ、幅広い用途に対応可能なことを意味します。また、この製品は植物由来のため生分解性が高く、焼却時に発生するCO2の削減にも寄与。環境サステナビリティの高い製品として、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
供給安定性と資源循環
さらに、稲作が世界中で行われていることから、原料の供給不安が少なく、長期的な安定供給が期待できるのも大きなポイント。『ポリコンRB-1』は、環境に優しい製品としてだけでなく、経済的にも優位性を持ち、持続可能な社会の実現に向けて寄与します。
持続可能な未来のために
資源循環を推進し、持続可能な消費と生産を確保する『ポリコンRB-1』は、人々の健康を守り、安全で快適な未来を創造する手助けとなることを目指しています。この革新的な素材が実現する未来には、大きな期待が寄せられています。
詳細な製品情報は、当社の公式ウェブサイトでご確認いただけます。今後の展開にもご注目ください。
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