高校生アスリートを応援する「明日へのエールプロジェクト」が始動

高校生アスリートを支援する新プロジェクト

2020年インターハイの中止に伴い、多くのアスリートや応援団が集まり「明日へのエールプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、全国の高校生アスリートを激励し、未来に向かって進む気持ちをサポートするものです。

プロジェクトの概要

このプロジェクトでは、高校生と部活動指導者に向け、トップアスリートがオンライン授業を実施します。各競技のアスリートたちは、これまでの競技人生での体験や困難に対する考えを共有し、高校生たちに向けて前向きなメッセージを送ります。参加者は、自らの想いや悩みをアスリートと直接話し合うことができる貴重な機会です。

オンライン授業の配信

授業の模様はインハイ.tvを通じて全国に生配信され、視聴者は後日アーカイブでもその内容を楽しむことができます。第一弾は、日本のボクシング界で名を馳せる村田諒太選手が講師として登場し、5月26日に行われる予定です。村田選手は、全国のボクシング部キャプテンと「今とこれから」というテーマで意見交換を行います。

今後の展開

今後は、川口能活選手、那須大亮選手、大山加奈さんなど、数々の著名なアスリートが授業に参加予定です。また、授業への参加申し込みも受付ける予定であり、公式サイトで詳細が随時更新される所存です。

この取り組みは、運動部活動に励んできた高校生たちにとって勇気や希望を与えるものであり、仲間と共に挑戦し続ける姿勢が求められています。プロジェクトの実施にあたり、主催の全国高等学校体育連盟は、高校生たちの頑張りをしっかりと応援したいという強い思いを語っています。

主催者のメッセージ

全国高等学校体育連盟の奈良専務理事は、「インターハイの中止はショックだが、厳しい練習を乗り越えてきた高校生たちなら、この困難を乗り越え未来に進む力がある」と激励します。特別協賛をする大塚製薬株式会社も、高校生たちの努力を応援し続ける意向を明らかにしました。

このプロジェクトは、高校生たちが新たな未来へ向かって進むためのきっかけとなることが期待されています。エールを送りあうことで、みんなが共に成長していく姿が見えるといいですね。