阪神電気鉄道が開業120周年を祝う記念ロゴマークを発表

2025年4月12日、阪神電気鉄道株式会社は開業120周年を迎えるにあたり、特別な記念ロゴマークを初公開しました。このロゴは、120年間お客様や沿線の皆様と歩んできた歴史を象徴すると同時に、未来への希望をも表現しています。

開業の歴史

阪神電気鉄道は、1905年4月12日に大阪出入橋と神戸三宮を結ぶ都市間電車として営業を開始しました。これは、日本で初めての広軌高速鉄道による都市間移動の試みとして評価されており、現在も阪急阪神ホールディングスグループの中核として、都市交通、不動産、スポーツ、エンターテインメントなど、様々な事業を展開しています。

記念ロゴマークのデザインコンセプト

この記念ロゴマークは、「お客さま」「街」「私たち」がともに歩んだ120年の歴史を表現しています。特に、阪神電車、阪神甲子園球場、六甲山といった地域の特徴的な要素を取り入れ、無限大（∞）の形を通して、今後150年、200年にわたる未来への意志を示しています。このデザインは、企業の姿勢として「お客様に寄り添っていく」という姿勢を強調しています。

記念イベントと施策

記念ロゴマークは、今後、各種広報媒体や印刷物に使用される予定です。また、阪神グループでは「阪神“たいせつ”ストーリー」というブランド価値経営及び開業120周年の合同ポスター企画を展開します。さらに、アーカイブ写真を使った「Hanshin 120th Gallery」ポスター企画も進行中で、特定の車両内に展示され、訪れる人々はその内容をギャラリーのように楽しむことができます。

これらの施策により、阪神電気鉄道は顧客や地域の方々への感謝の気持ちを示そうとしています。記念ロゴマークは2026年3月末まで使用される予定です。

ブランドスローガン

阪神グループは「“たいせつ”がギュッと。」というスローガンのもと、一人ひとりのお客様の大切なニーズと向き合い、阪神ならではのブランド体験を提供し続けています。信頼と期待に応える姿勢を今後も貫いていく所存です。

阪神電気鉄道は、時代の変化に柔軟に対応しながら、長年の歴史を未来へとつなげていくことを目指しています。これからも多くの方々に愛される存在であり続けるために、一層の努力を重ねることでしょう。