ドコモ・インシュアランス、新プランを追加した通勤管理クラウド「ビークルBiz」を発表

ドコモ・インシュアランスが新プランを導入

株式会社ドコモ・インシュアランスとスパイラル株式会社は、マイカー通勤管理クラウド「ビークルBiz」に新しいプランを追加し、2024年10月8日から提供を開始することを発表しました。このサービスは、自動車やバイクに加え、自転車や原付も対象にした通勤管理の効率化を目的としています。

新プランの背景と意義

近年、従業員が自動車やバイク、自転車で通勤する企業が増え、その結果、安全運転教育や通勤に関するリスク管理が求められるようになりました。特に、自転車事故による高額損害賠償が問題視される中で、自転車通勤を認める企業にとってしっかりとした管理体制が欠かせなくなっています。このような背景から「ビークルBiz」は新プラン「自転車・原付対応プラン」とオプション機能を導入しました。

新プランでは、従業員の通勤方法が多様化する中で即した管理機能を提供し、企業のリスク管理を一層強化することを目指しています。従業員の自転車通勤も自動車やバイクと同様に管理できることで、企業の通勤規定の整備をサポートします。

新プランの詳細

「ビークルBiz」には、標準プランと自転車・原付対応プランの二つが用意されています。具体的な料金は以下の通りです：

- 標準プラン（自動車、バイク）

初期費用：30,000円
月額費用：15,000円（300人まで）～

- 自転車・原付対応プラン（自動車、バイク、原付、自転車）

初期費用：50,000円
月額費用：18,000円（300人まで）～

新オプション機能には、従業員が複数台の申請が可能な「複数台管理機能」、企業ごとのカスタマイズができる「項目カスタマイズ機能」などがあり、企業のニーズに応じて柔軟に対応できます。

デジタル化で効率的な管理を実現

本サービスは、申請から承認、通勤許可証の発行まで一括でデジタル管理ができるため、人事総務部門の業務負担を軽減します。従業員はスマホを通じて簡単に申請が可能で、デジタル化が進むことで手続きもスムーズに行えるようになります。また、安全運転教育のメールも自動で配信され、企業は安全運転への取り組みを強化できます。

これらの新機能とプランは、企業がコンプライアンスやリスク管理を意識し、従業員の自転車通勤を促進するための助けとなるでしょう。今後、ドコモ・インシュアランスはInsurTechを活用してサービスの質を向上させ、顧客にさらなる安心を提供していくとしています。