日本酒の製造に革命を!新型製麹機HQ型の魅力
日本酒業界に新たな風を吹き込む、ヤヱガキ酒造株式会社が導入した「棚式製麹機HQ型」。本機は、日本酒造りにおける新たな可能性を広げ、伝統的な技術と現代的な自動化を巧みに融合させた画期的な製品です。これにより、日本酒の質を高めながら、製造プロセスの効率化も実現しています。
HQ型の特長
この製麹機は、クラフトマンシップに基づく温度と湿度管理技術を駆使しました。具体的な特徴を以下に詳述します。
1. 幅広い製麹対応
HQ型は、突き破精から総破精まで、幅広い製麹に対応しています。これを実現するために、槽内の温度と湿度をプログラム入力し、常に適切な環境を保つことができます。従来の方法ではできなかった自由度の高い麹作りが可能になりました。
2. 作業時間の短縮
従来の製麹プロセスでは、夜間作業が必要でしたが、この新機能により、細やかな温度調節を行うことで夜間作業を大幅に削減。このため、作業の負担が軽減され、質の高い酒をより効率的に造ることができるのです。
3. 遠隔操作機能
ユーザーは、スマートフォン、タブレット、またはPCを使用して、設定を遠隔で変更することができます。これにより、どこにいても実際の製麹状況を確認し、必要な調整を行うことが可能になります。
4. 衛生管理の向上
衛生管理も徹底されています。棚の脱着が可能な設計により、洗浄が簡単に行えます。また、高い防水・防塵性能を持つファンを採用し、次世代の衛生基準を満たした製品になっています。
5. 温度管理の科学
最大59時間にわたる温度管理が可能なこの製麹機は、最大6種類の温調プログラムを設定できます。これにより、複雑な温度管理が容易になり、製酒のクオリティも向上します。
6. 小ロットからの製麹
HQ型は、少量からの製麹が可能であり、最小5kgから最大200kgまで対応。特に、トレイ1枚に5kgの麹を盛ることができるため、小規模酒造のニーズにもしっかり応えています。
7. 簡単な電源供給
一般的な100Vの電源で動作するため、動力電源がない環境でも使用できるのは大きな利点です。
清酒製造の未来を切り開く
「棚式製麹機HQ型」は、清酒製造における新たな価値を生み出します。高品質な製麹を実現し、業界の持続可能な発展を支える技術として、多くの酒造会社に取り入れられることが期待されています。
展示会情報
この製麹機の実機を見ることができる展示会が、2024年7月30日から8月1日までの間、東京ビッグサイトで行われます。参加ご希望の方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。
- - 展示会名: 第3回 国際発酵・醸造食品産業展
- - 日時: 2024年7月30日(火)~8月1日(木)
- - 場所: 東京ビッグサイト 東展示棟 【ブース番号:E5-4-20】
URL:
https://hakkoexpo.jp
ヤヱガキ酒造について
ヤヱガキ酒造株式会社は、兵庫県姫路市に本社を構え、創業から数百年の歴史を持つ会社です。清酒、焼酎を中心に、自社製品の開発や、地域の特産品づくりをサポートしています。今後も、業界全体の発展に向けて新たな挑戦を続けてまいります。
この新型製麹機の導入によって、日本酒文化の未来が更に広がることが期待されています。