イベント概要
2024年12月14日、学校法人自由学園において、アフリカ熱帯雨林地域の先住民族である「ピグミー」に焦点を当てた特別イベントが開催されます。このイベントでは、ピグミーの独自の文化や、長年にわたり維持されてきた調和的な社会のあり方について考察し、現代社会に生きる私たちがいかに生きるべきかを問い直す機会が提供されます。
ピグミーの文化と現代社会との対比
アフリカ中部のコンゴや周辺国に住むピグミーは、長い歴史の中で独自の文化を築いてきました。彼らの社会では、男女の役割、所得の格差、そしていじめなどの問題が見られず、コミュニティの中で富を分かち合い、争いごとは長老が仲裁する形で裂けています。特に、自殺者が非常に少ないことは、彼らの社会がいかに健康的であるかを物語っています。
一方、私たちが生きる現代社会は技術の進歩や便利さに囲まれているものの、ストレスや孤立感が増しているという指摘があります。社会の仕組みや環境が変化する中で、私たち自身の生活や価値観を見つめ直す必要があります。
イベント詳細
この特別な日には、30年以上にわたってアフリカ地域で野生生物研究と生態系保全に取り組んできた西原智昭氏が主導します。彼は、ピグミーの生活や文化についての深い知識を持ち、今回のイベントに関わる多くの専門家を招待しています。
午後からは一般公開イベントが行われ、14:00からの開始予定です。この時間には、以下のような流れで進行されます:
1. 西原氏による趣旨説明
2. 招へい者とのトークショー
3. 参加者との質疑応答
登壇者には、エリック・アンボロ氏、ガストン・アベア氏、リシャール・マロンガ氏が名を連ねており、それぞれが独自の視点からピグミーの文化を語ります。
注意事項
参加者は、当日14:00以降に入場が可能です。また、敷地内は全面禁煙のため、喫煙はご遠慮ください。お飲み物は持ち込むことができますが、ごみは各自でお持ち帰りいただくようお願いしています。
自由学園について
自由学園は、「よりよい社会をつくる」ことを目指して設立されました。自然と共に生きる教育や多様性の学びを大切にし、現代社会のさまざまな課題に向き合いながら、未来への希望を育む活動を続けています。このような背景のもと、本イベントが実現されます。
このイベントを通じて、ピグミーの人々がどのように生活し、何を大切にしているのかを一緒に考え、現代社会に生きる私たちが学べることを探求していきましょう。