腕時計とスマートウォッチ:利用の現状と未来について
最近、多くの人々が腕時計をどのように利用しているか、また、スマートウォッチの人気がどのように変化しているかに興味が高まっています。株式会社クロス・マーケティングが実施した「腕時計に関する調査(2026年)」では、全国の20歳から69歳の男女に対して、腕時計とスマートウォッチの使用状況やその背景を探りました。今回は、その調査結果をもとに、腕時計とスマートウォッチの現状と今後の傾向についてご紹介いたします。
調査の概要
調査は2026年7月3日から4日にかけて行われ、1,100名の有効回答を得ることができました。対象は全国47都道府県の男女で、情報収集の手法にはインターネットリサーチを使用しました。調査内容は腕時計の使用状況、主に身につけるタイプ、使用の目的、スマートウォッチの価格意向、今後の使用意向など多岐にわたりました。
腕時計の基本的な使用状況
調査の結果、腕時計またはスマートウォッチを所有している人は約64.5%であり、普段から使用している人は45.5%となっています。60代の高齢者の間では61.4%が腕時計を使用しており、その中で「よく使う」と答えた人は4割を超えました。一方で、20代から30代では腕時計を「持っていない」と答える人が約4割に達し、特に若い世代の腕時計離れが顕著です。
主に身につけている腕時計のタイプ
利用している腕時計のタイプについては、アナログ時計が59.5%と大きな割合を占めています。スマートウォッチは17.9%と少数派であり、特に20~30代ではその利用率が2割に達する一方、50~60代では約6~7割がアナログ時計をメインに使っているという結果が出ています。
腕時計を身につける目的
腕時計を身につける理由としては、「時間をすぐに確認したいため」が41.3%で最も多く挙げられました。しかし、20代の利用者は「スマートフォンの通知を確認するため」や「健康管理・運動記録のため」といった、より多機能的な使い方を重視している傾向が見受けられます。一方で、60代では約6割が単純に「時間確認」を目的としています。
スマートウォッチ購入時の価格意向
スマートウォッチの購入に関しては、価格のボリュームゾーンが「5,000円未満」であり、この価格帯を選ぶ人が22.0%に達していました。続いて「3万円~5万円未満」が15.7%を占め、若い世代を中心に手頃な価格帯が人気となっています。
今後の腕時計の使用意向
今後の腕時計利用については、約59.7%が「今後も身につけたい」と回答しており、特に32.3%が「従来の腕時計を身につけたい」と考えていました。年代が上がるにつれて「従来の腕時計」を選びたいという意向が増すことが明らかになり、20代では「スマートウォッチを身につけたい」という声が24.1%と高い割合を示しました。
まとめ
今回の調査からは、腕時計とスマートウォッチの使用実態が世代間で大きく異なることが分かりました。腕時計が持つシンプルな「時間確認」の役割に対して、スマートウォッチは多機能性が求められているようです。今後もこの二つのカテゴリは、それぞれのニーズに応じて進化していくことでしょう。皆さんも、自分に合った腕時計やスマートウォッチを見つけてみてはいかがですか?