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新たな試みとして、困難な状況にある子どもたちを対象に「Ｂ＆Ｇ海洋体験ツアーin沖縄」が実施されます。このイベントは、青少年の健全育成を目的とするブルーシー・アンド・グリーンランド財団（以下、B&G財団）が主催し、特に自然体験の機会が限られている子どもたちに無償で参加出来る貴重な取り組みです。開催日は2023年7月27日から8月3日までの間に設定されており、A行程とB行程の2回にわたって行われます。

このツアーには、B&G財団の「子ども健全育成大使」であり、著名な女優である酒井法子さんが参加します。彼女は子どもたちをサポートし、楽しい思い出の時間をつくる役割を担います。

B&G財団が実施する「子ども第三の居場所」は、家庭や社会的な理由で困難を抱える子どもたちが安心して過ごし、生活習慣や学習習慣、社会との関わりを学ぶための拠点です。現在日本全国には19カ所の拠点が設けられ、地域ごとの子どもたちに支援を行っています。

今回の海洋体験ツアーには、A行程では長野県大町市や茨城県笠間市、埼玉県嵐山町の「子ども第三の居場所」から合計21人が参加し、B行程では兵庫県明石市や京都府南丹市、岡山県備前市、大分県杵築市の拠点から45人の子どもとスタッフが沖縄の海での体験を楽しみます。

酒井さんは、8月1日には「もとぶ元気村」にて子どもたちと共にマリンスポーツ体験に臨みました。当日は小雨がぱらつく天気でしたが、子どもたちにとっては絶好の体験日和となりました。「ヨット」や「サバニ」を楽しむ時間が設けられ、昼食後に酒井さんも合流し、子どもたちを励ましました。

「私は海が好きで、海に遊びに行くことが多いです。沖縄の自然や文化を体験する貴重な機会ですので、皆さんが素晴らしい思い出を作れるよう一緒に頑張りましょう」と子どもたちに語りかけ、彼らの活動に積極的に関わりました。クルーザーやカヌーに乗る際のサポートを行い、特に不安そうな子どもには優しく声をかけ、共に楽しむ姿が見受けられました。

次の日の8月2日には、沖縄美ら海水族館を訪れるプログラムも行われました。この日は天気も良好で、自然の美しさを実感しながら公園を散策しました。水族館では、酒井さんが子どもたちと共に最後尾で見学し、大きな魚やイルカの説明を行ったり、記念撮影を楽しんだりしました。特に、イルカショーでは、酒井さんも子どもたちも歓声を上げ、一体感を感じる瞬間が彩られました。

このように、子どもたちにとって心に残る体験ができるプログラムが用意されており、酒井法子さんの優しいサポートも、彼らにとって大きな自信を与えたことでしょう。これからもB&G財団の活動には期待が寄せられ、多くの子どもたちに希望の光がともることを願っています。

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