グランフロント大阪で行われるイノベーションマッチングイベントの詳細

イノベーションの新たなフロンティア、『うめきた響合の場』

2021年3月12日、グランフロント大阪にて、革新的なアイデアや技術が交わる場である『うめきた響合の場』が開催されます。このイベントは、関西経済連合会と、みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会によるものであり、オープンイノベーションを促進するための試みです。

背景

新型コロナウイルスの影響で延期されたこのイベントは、街づくりの目標として「みどりとイノベーションの融合拠点」を掲げ、社会のさまざまな課題解決を目指すものとなります。大企業やベンチャー企業、大学の研究機関などが集まり、互いのニーズやシーズを持ち寄ります。これにより、参加者同士の“響合”を促進し、新しいアイデアに繋がることが期待されています。

イベントの構成

イベントは2部構成になっており、まず第1部では、フードテック、次世代コミュニケーション、エコテックという3つのテーマに基づいて、企業と大学等のマッチングが行われます。ここでは、複数の参加者が一堂に会し、対話を重ねるN対N形式のディスカッションを通じて課題解決を図ります。

テーマの詳細

- フードテックでは、AIやIoTを活用して食料問題の解決を目指す企業が参加します。具体的には、岩谷産業株式会社や関西電力株式会社がこのテーマに取り組みます。
- 次世代コミュニケーションでは、住友電気工業株式会社が中心となり、AI技術や遠隔システムを通じて新たなビジネスアイデアを模索します。
- エコテックでは、大阪ガス株式会社、クボタ、ダイキン工業、三菱電機などが参加し、SDGsの達成に向けた取り組みを発表します。

第2部では、各出店企業との個別マッチングが行われ、具体的なテーマについてより深い議論が交わされます。自由なテーマでのマッチングが可能となっており、参加者は希望する企業と事前にエントリーすることで面会の機会を得られます。