浜田市の魚フェア
2025-09-16 09:35:03

浜田市の魚を拡販する民間主導の新フェアが成功を収める

浜田の魚を全国へ届ける取り組み



2025年8月21日から31日まで開催された「浜田港フェア」は、島根県浜田市の水産物を全国に紹介するために、みらいマルシェ株式会社が主催しました。このフェアは、東京都や大阪府をはじめとする首都圏・関西圏のスーパーマーケットや鮮魚店で行われ、6社20店舗という規模で展開されました。特に、「どんちっちアジ」や赤甘鯛、ケンサキイカといった浜田の新鮮な魚が取り扱われ、多くの消費者に好評を得ました。

この取り組みは、浜田市をはじめとする漁業関係者と民間企業が連携し、4回目となるフェアの開催につながりました。特に、みらいマルシェは2018年から浜田市の民間業者とともに取り組みを重ね、官民協力のもとで水産物の県外出荷を促進しています。このような新しい形の地域産業振興を目指す取り組みが、徐々に成果を上げています。

フェアの詳細



「浜田港フェア」は、大阪府にある4つの店舗をはじめ、東京都、神奈川県、静岡県、埼玉県の計6社20店舗で実施されました。各店舗では、浜田の水産物を特集し、店頭を彩る特設コーナーが設けられました。

また、スーパーマーケットのニッコーが前半の8月21日から31日まで、魚和水産がその後の23日と30日に開催し、様々な商品の供給が行われました。これにより流通の幅が広がり、浜田市の水産物が大都市圏の消費者に対してアプローチできる機会が増えました。

連携の進化



浜田市との初めての連携は2023年5月に始まりました。これまでのフェアにおける成功が、次回以降の取り組みをより一層効率的にしています。市が作成した販促物を活用し、出荷経費の助成を受けることで、地域の経済活動が活性化され、持続可能な形での流通が達成されています。

特に、今回のフェアでは中小規模の店舗でも開催可能な「ミニフェア」の選択肢が生まれたことが特徴的です。

このように機動的に行われるフェアでは、特定の店舗だけが対象となることで、普段は注目されることの少ない水産物の販促が行われました。

今後の展望



みらいマルシェは、秋に第5弾、冬に第6弾のフェアを計画しています。これにより、さらなる多くの消費者に浜田の魚の魅力を伝えると共に、地域の生産者を支援する体制が強化されていきます。

浜田市の担当者や出荷事業者は、この取り組みに対する期待感を表明しており、地域資源の活用を積極的に進めています。

浜田市の「海の幸」を全国に広めるためのこの官民連携のモデルケースを、今後も成功事例として発信していくことが重要です。

特に、地元水産物が他地域での認知を高め、地域経済の活性化につながるこの取り組みの進展は、今後も大いに注目されることになるでしょう。


画像1

会社情報

会社名
みらいマルシェ株式会社
住所
東京都千代田区神田小川町2丁目4番14号フィールドクレストビル8階
電話番号
03-4500-0235

関連リンク

サードペディア百科事典: 島根県 浜田市 水産物 みらいマルシェ

Wiki3: 島根県 浜田市 水産物 みらいマルシェ

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。