100自治体が地元の偉人をマンガ化！無料で読める偉人マンガ100冊が公開

公益財団法人B＆G財団は、2021年度から3年にわたり全国100自治体と連携し、「ふるさとの偉人マンガ」制作を支援してきました。このプロジェクトでは、各地域の偉人をマンガで紹介することで、子どもたちの郷土学習やキャリア教育に役立てています。

これまで制作された250冊以上のマンガは、すでに250校以上の小中高校で授業に使用され、13万人以上の児童・生徒が郷土学習やキャリア教育に役立てています。さらに、市民の文化講座や観光の案内資料としても活用されています。

7月1日から公開される第3期のマンガは、これまで以上に充実した内容となっています。偉人の活躍した時代や分野、読後感想などによる検索機能、選んだマンガに基づくリコメンド機能、読者によるマンガ評価機能が追加され、より快適に「マンガ選び」ができるようになりました。

注目のラインアップには、柔道家古賀稔彦、遣欧使節支倉常長、老中田沼意次、英雄ヤマトタケル、写真家土門拳、美術家岡倉天心、詩人北原白秋、建築家丹下健三、出光興産出光佐三など、誰もが知る有名人のほか、アイヌ神謡集知里幸恵、法学者加藤正治、登山家加藤文太郎、武将菊池武光、新聞日本陸羯南、彫刻家平櫛田中、武将長連龍、講道館四天王徳三宝、ニッポン号世界一周飛行中尾純利など、それぞれの分野のレジェンドも含まれています。

さらに、たまごパック、国産カレー粉、東京タワー、あんぱん、花笠音頭、北海道米ゆめぴりか、花王石鹸、A5和牛、黒板コンパス、青年団など、私たちの生活に身近なものを生み出した「産みの親」も紹介されています。

これらの有名人だけでなく、「その地域に隠れた偉人」や「時代に埋もれた偉人」も紹介されており、各地域の歴史や文化を深く知ることができます。

これらのマンガは、B＆G財団のウェブサイトで無料で公開されています。ぜひ、あなたの地元の偉人を探してみてはいかがでしょうか。

ウェブサイトURL: https://www.bgf.or.jp/bgmanga/
100自治体が制作した「ふるさとの偉人マンガ」は、地域の歴史や文化を分かりやすく伝えるだけでなく、子どもたちの郷土への愛着を育む素晴らしい取り組みです。

マンガという親しみやすい媒体を通して、子どもたちは歴史上の人物や地域に貢献した人物について学び、興味関心を高めることができます。また、偉人たちの生き様や功績を知ることで、将来への夢や目標を持つきっかけにもなるでしょう。

さらに、これらのマンガは、学校教育だけでなく、地域住民向けの文化講座や観光案内など、幅広い場面で活用されています。地域の歴史や文化を共有することで、地域住民の意識を高め、地域活性化にも貢献しています。

今回のプロジェクトでは、有名人だけでなく、地域に貢献した「隠れた偉人」も紹介されています。これにより、子どもたちは、歴史の教科書に載っているような有名人だけでなく、身近な地域で活躍した人々にも目を向けることができるようになります。

「ふるさとの偉人マンガ」は、地域の歴史や文化を次世代に継承していくための貴重な教材です。これらのマンガを通して、子どもたちは郷土への誇りを持ち、将来地域に貢献したいという気持ちを持つようになるでしょう。

B＆G財団は、今後も地域住民の健康増進と青少年の育成を目的とした活動を続けていくとのことです。地域の歴史や文化を伝える取り組みは、地域住民の意識を高め、地域活性化にも貢献していくでしょう。今後の活動にも期待したいです。