妖怪画大賞グランプリ決定
2025-02-17 13:02:20

妖怪文化を祝う「第一回妖怪画大賞」のグランプリ作品が決定!

妖怪文化を祝う「第一回妖怪画大賞」のグランプリ作品が決定!



妖怪文化の魅力が集結した「第一回妖怪画大賞」が香川県小豆島の迷路のまちで開催されました。本コンテストでは自由な発想で描かれた妖怪の絵画が募集され、205点の中から50作品が一次審査を通過。その後、妖怪画家・柳生忠平と日本画家・平良志季の2名による公開審査が行われ、見事にグランプリが決定しました。

グランプリ作品「出勤時」



グランプリに輝いたのは、京都市在住の木山武さんによる作品「出勤時」です。この作品は、朝の出勤時に疲れた様子で歩くサラリーマンが、まるで妖怪に気を吸い取られているかのような姿が描かれており、現代社会の厳しさが色濃く表現されています。審査員長の柳生忠平はこの作品を高く評価し、現代日本の風景を的確に捉えていると述べました。

受賞作品一覧



  • - 優秀賞
作品タイトル:かはづかげらう皇啼く
作者名:ササキヨウスケ
所在地:北海道

  • - 審査員特別賞
作品タイトル:側溝の秘密
作者名:江原悠馬
所在地:兵庫県

  • - キッズ部門賞
作品タイトル:はっけよいごせんぼう
作者名:ぴーちゃんけいけいwith りりー
所在地:東京都

妖怪の新たな表現方法



応募作品は単なる妖怪の描写にとどまらず、現代の社会問題や私たちの日常生活を反映した内容が多く見受けられました。作品はそのアイデアや画力だけでなく、作者による作品解説や意気込み、ストーリーも重要な選考基準となっていました。特に審査員からは、目を多く持つ妖怪が描かれている作品が高く評価され、これは現代の監視社会を象徴するものであると指摘されました。

妖怪万博2025とのコラボレーション



受賞作品は、2025年2月2日に小豆島で開催される「妖怪万博2025」にて展示されることが決定しています。このイベントは妖怪とその文化を祝うもので、地域振興を目的とし、さまざまなアーティストやクリエイターが参加予定です。来場者は妖怪をテーマにしたファッションショーやフリーマーケット、地元のグルメなどを楽しむことができるとあって、期待が高まっています。

また、今回の審査会では、受賞作品が発表される一方で、各審査員が選出した「心の忠平賞」「心の平良賞」といった新たな受賞部門も設けられ、多くの作品に対して深い敬意が払われました。これにより、さらに多くのクリエイターが妖怪の魅力を再発見し、愛していくきっかけとなることでしょう。

妖怪美術館に収蔵される作品たち



今回の妖怪画大賞において応募された全ての作品は、妖怪美術館に所蔵され、随時展示される予定です。この美術館は香川県小豆島に位置し、900体以上の妖怪造形作品を展示するため、妖怪文化への理解を深めるための重要な拠点となっています。

以上のように、第一回妖怪画大賞は、妖怪文化の新たな地平を切り開く素晴らしい機会となったのです。受賞者には心からお祝いを申し上げると共に、今後の展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
小豆島ヘルシーランド株式会社
住所
香川県小豆郡土庄町甲2721-1
電話番号
0879-62-7111

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