世界最大規模の光技術展示会「OPIE ’25」と紙製入場証「かみのぱす」
2025年4月23日から25日に開催予定の展示会「OPIE ’25」は、日本国内で最大級の光技術に特化したイベントとして、毎年多くの来場者を集めています。今年は、この国際的な場で新たに導入される環境に優しい紙製入場証「かみのぱす」が注目を浴びています。この取り組みは持続可能な開発目標(SDGs)に基づいたものであり、業界における新たなスタンダードを築くことを目指しています。
「かみのぱす」の導入経緯
「OPIE」は、光やレーザー技術の国際会議「OPIC」と同時開催されることで、その規模を拡大し続けています。このような状況下、来場者に快適で効率的な体験を提供するためには、展示会の運営方法を見直す必要がありました。そこで、「かみのぱす」が選ばれることとなったのです。
「かみのぱす」は全てが紙素材で構成されており、従来のプラスチックケースを必要としません。これにより、プラスチック廃棄物を削減し、環境に優しい展示会の実現を目指しています。また、QRコードを活用した入場受付管理を行うことで、スムーズなオペレーションと省人化を実現しています。
スマートかつサステナブルな体験
「かみのぱす」は来場者と出展者、そして運営側にとってスマートな体験を提供します。シンプルかつユニバーサルなデザインは、さまざまなニーズに柔軟に応えることができる高いカスタマイズ性を備えています。導入によって、プラスチックの使用が減少し、持続可能な社会への貢献が期待されます。
関係者の反応と期待
OPIE事務局のコメントによれば、「OPIEは光技術の最新動向を発信する場で、業界全体の未来を形作る場でもあります。『かみのぱす』の導入は、持続可能な展示会運営とデジタル活用の両立を実現する意欲的な取り組みであり、次世代型の展示会モデルとして期待しています。」としています。また、株式会社システムフォワード代表の大内一也氏は、「『かみのぱす』は、展示会運営の課題を解決する大きな可能性を秘めたプロダクトです。環境にやさしく、実用的なソリューションとして体感いただければと思います。」と述べています。
今後の展望
「かみのぱす」はOPIE ’25での導入を皮切りに、他分野の専門展示会や国際的なイベントへの展開を計画しています。持続可能なイベント運営や新しい展示会受付システムの普及を進めていくことで、広がりを見せることでしょう。
まとめ
展示会「OPIE ’25」における「かみのぱす」の導入は、環境への配慮と業務効率化を両立するための新たな試みです。これにより、持続可能な社会の実現に向けた一歩を刻むことが期待されます。入場証がすべて紙で構成され、QRコードによるスムーズな受付を可能にするこの取り組みは、今後の展示会業界に変革をもたらすでしょう。