EYの人材改革支援
2026-06-18 12:15:41

パナソニック コネクトの人材マネジメント改革をEYが支援する新たな試み

パナソニック コネクトの人材マネジメント改革をEYが支援



1. はじめに



近年、企業の人材戦略は急速に変化していますが、その中でも特に重要なのが人材マネジメントの改革です。EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)は、パナソニック コネクト株式会社の人材マネジメント改革を支援しており、これにより同社の業務環境は大きく変わろうとしています。そこで今回は、両社の協力により実現した改革の詳細について紹介いたします。

2. 人材マネジメント改革の背景



グローバル化やデジタル化の進展により、企業は市場の変化に素早く対応する必要があります。パナソニック コネクトも同様で、旧来の年功序列に基づく人事制度が、フラットで俊敏な組織作りの阻害要因となっていました。配属が主に社命によるもので、多様な人材が有効に活用されていなかった状況が続いていました。

そこで、2022年にパナソニックが新しいグループ体制に移行したことを契機に、同社の人材マネジメント改革が本格化することになりました。

3. EYSCの支援内容



EYSCは、パナソニック コネクトの人材マネジメント改革において、ジョブ型人材マネジメントへの転換を核にした戦略の策定から制度設計、さらには新システムの導入までを包括的に支援しました。

具体的には、経営戦略と人材戦略の連動を念頭に置きつつ、「ジョブ・ポジション定義」や「評価」、「採用」、「報酬」を再設計しました。特に、現場マネージャーに権限を移譲し、彼らが主導的に人材マネジメントを行えるようにすることに注力しました。

加えて、サポートの一環として、SAP SuccessFactors®を導入しました。このシステムは現場の日常業務に組み込むことができ、人材マネジメントの制度が現場で実践されるための環境を整えます。

4. 実施した結果



これらの取り組みにより、パナソニック コネクトでは現場主導による人材マネジメントが確立された結果、以前は人事部門が管理していた異動や各種手続きが、現場から行えるようになりました。導入からわずか2カ月で約2,000件の手続きが現場主体で進められ、その運用は大きく変わりつつあります。

さらに、この改革はマネージャーの意識向上や意思決定の迅速化にも寄与しています。システム導入時には「Fit to Standard」アプローチを採用し、過度なカスタマイズを避けることで、時間と予算内での導入を完了しました。

5. 今後の展望



パナソニック コネクトが推進する『新人材マネジメント』は導入から3年が経過しましたが、今後も組織設計の機動性を高め、社員のキャリアに対する主体性を強化していく方針です。

グローバルビジネスの拡大を見据え、ジョブ型人材マネジメントを基盤としながら社員のスキルを磨き、さらなる組織の高度化を目指しています。EYSCは引き続きそのサポートを行い、持続的な競争力強化に貢献することを目指します。

6. まとめ



EYSCとパナソニック コネクトの協業によって実現された人材マネジメント改革は、単なる制度の見直しにとどまらず、企業戦略との統合を通じてより実践的な形で定着しています。このような取り組みは、今後の企業の発展に欠かせない要素となることでしょう。

EYSCの山本剛氏と、パナソニック コネクトの杉江拓治氏もこのプロジェクトの重要性を強調しており、今後の発展に期待を寄せています。

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