豊岡発の新たな高級ランジェリーブランド、ONŪMORE
豊岡市から新しく誕生した高級ランジェリーブランド「ONŪMORE(オンユーモア)」。このブランドは、女性が自身のジェンダーを誇りに思えるような商品や環境を提供することを目的としています。ブランド名には、「Love my gender.」という思いが込められており、女性の活躍を促進する新たな一歩を示しています。
豊岡市とジェンダーギャップ
豊岡市は、もともと鞄生産で知られる地域ですが、昨今はジェンダーギャップの問題が浮上しています。特に、地元での就職を望む女性が少なく、男性と比較して帰郷する割合は著しく低い傾向にあります。この状況を打破するため、株式会社ウインビーの野澤代表取締役は、女性が「やりがい」を感じられる職場を創出するための努力をしています。彼のビジョンは、豊岡のジェンダーギャップを解消する手助けと、地域活性化につながるものです。
環境への配慮と新技術の採用
ONŪMOREは、持続可能なモノづくりの観点からも注目されています。創業以来、豊岡鞄を支えている同社の資材提供会社としての経験を生かし、廃棄物削減にも注力。使用されなくなった資材を活用し、ブラジャーの製造に転用することで、廃棄物削減と新たなリサイクルのイノベーションを実現しています。特に、鞄用のナイロン芯を利用した独自の「バナナボート構造」(特許申請中)が開発され、ランジェリー業界に新たな風を吹き込む期待が寄せられています。
ブランド代表の思い
ONŪMOREの代表は、株式会社ウインビーの女性社員・山本しのぶ氏。彼女は、自身の経験を元に「女性が自然体で生きることができる社会」を求めて活動しています。ONŪMOREのブランドコンセプトには、山本氏自身の願いが反映されており、自身のジェンダーに喜びを見出す商品開発に情熱を注いでいます。彼女が手掛けたOblige(オブリージュ)シリーズは、快適さと美しさを兼備した高品質なランジェリーとして注目されています。
Oblige(オブリージュ)シリーズの魅力
ONŪMOREのファーストシリーズであるObligeは、以下の特長を持っています:
1.
バナナボート構造 - ナイロン芯を活用し、カップの調節能力を向上させ、フィット感を増しています。
2.
三日月パネル - 胸元を整え、立体感を生み出す設計が特徴です。
3.
ノンワイヤー設計 - 快適な着心地を提供しながら、洗練されたスタイルを実現します。
4.
オーガニックコットン使用 - 肌に優しい素材を採用し、敏感肌の方にも適しています。
5.
リバーレース使用 - 美しいデザインが特徴で、エレガントな印象を与えます。
商品の詳細と発売情報
ONŪMOREのObligeシリーズは、2023年3月21日にWEB先行予約を開始し、令和5年5月中旬に発送予定です。ラインナップは以下の通りです:
- - Oblige Non-Wire Bra(14,410円)
- - Oblige Shorts(6,765円)
- - Oblige Briefer(17,380円)
- - Oblige Slip(17,820円)
これらの商品は、インターネット販売や豊岡市内の試着サロンでも販売される予定です。
まとめ
ONŪMOREは、地域活性化と女性の自己愛を促進するための新たなブランドです。持続可能なモノづくりを通じて、これからの時代に求められるジェンダーの壁を取り払う力を持っています。今後の展開にぜひ注目してほしいところです。