開館35周年記念展「美術と野獣-人間の根源へ」のご案内
徳島県立近代美術館では、2025年10月4日から12月14日まで「美術と野獣-人間の根源へ」をテーマにした特別展が開催されます。この展覧会は、同館の開館35周年を記念して行われ、私たちの内に潜む「野獣性」について深く考察する機会を提供します。
「野獣」と人間の関係
展覧会のテーマである「野獣」という言葉は、乱暴で本能的な生き方を連想させますが、実は人間もまたその一部を内包しています。人類は言語や技術の発展を遂げ、文明を築いてきましたが、その背後には野生動物としての側面が色濃く残っています。野獣と人間の関係は、私たちの存在を考える上で重要なテーマです。
この展覧会では、20世紀の巨匠や現代のアーティストたちによって表現された作品を通じて、理性では捉えきれない人間の内面や衝動に迫ります。美術作品を通じて、人間と自然界との原初的な結びつきを見つめ直すことが期待されます。
展覧会の詳細
- - 会期: 2025年10月4日[土]~12月14日[日]
- - 会場: 徳島県立近代美術館 2階ロビー、展示室3
- - 主催: 徳島県立近代美術館
開館時間と観覧料
- - 開館時間: 9時30分~17時
- - 休館日: 月曜日(特定日を除く)
- - 観覧料:
- 一般: 1000円(団体料金800円)
- 高・大生: 750円(団体料金600円)
- 小・中生: 500円(団体料金400円)
未就学児や特定の条件を満たす方は入館無料です。
関連行事
展覧会にあわせて、様々な関連行事も企画されています。
- - 展示解説: 学芸員による解説が10月5日、11月2日、11月16日に予定されています。
- - こども鑑賞クラブ: 10月25日には特別な体験を提供するプログラムが行われます。
- - オリジナルイベント: 夜の特別企画「カタタチサトとおどる、夜の森の美術館」が11月1日に開催されます。
- - 手話通訳付き解説: 障がい者の方にも配慮したイベントが11月8日に行われます。
最新情報はぜひ公式サイトやSNSでチェックしてください。
まとめ
開館35周年という節目の年に開催される本展「美術と野獣-人間の根源へ」は、人間の本質を探る新たな視点を提供します。皆様のご来場を心よりお待ちしております。