大注目のインディーゲーム『IZON. 第1節 封厄ノ塔』の成功の裏側と魅力
インディーゲームの開発が進む中、特に注目を集めているのが、クリーク・アンド・リバー社傘下のゲームスタジオが手掛ける『IZON. 第1節 封厄ノ塔』です。このゲームは、造形作家Yoshi.氏のオリジナルコンテンツ『紡ギ箱』を基にしています。しかし、ただのゲームというわけではありません。クラウドファンディングを通じて3,500万円以上の資金を集め、その支持を受けています。
クラウドファンディングの成功
『IZON.』のクラウドファンディングは、期間中935名の支援者から36,988,283円もの資金援助を受け、大成功に終わりました。この資金をもとに、特にユーザーの意見を取り入れた新機能が実装されることが決定しました。これによって、ゲームのクオリティが一層向上することが期待されています。
追加機能の概要
以下の新機能が追加実装されることが決まりました。
1.
フォトモード - お気に入りのシーンを自由にカスタマイズし、撮影できる機能。
2.
アーカイブ収集要素 - フレーバーテキストを集めることで、深い世界観を楽しむことができる要素。
3.
キャラクター図鑑 - 登場キャラクターを詳しく知ることができる図鑑モード。
これらの機能は、ゲームプレイヤーにとっての没入感を一層増すものとなっています。
Yoshi.氏の魅力
Yoshi.氏は、多くのジャンルで幅広く活動している造形作家です。彼の作品は、独自のデザインが特徴で、過去にもカプセルトイ「紡ギ箱」で120万個以上の販売実績があります。今回のゲームプロジェクトにおいても、氏自身がディレクターとして指揮を取っており、そのクリエイティビティが色濃く反映されています。氏は、「これほど多くの支援をいただけるとは思っていなかった。私たちのチームは、皆さんの期待に応えられるよう、全力を尽くします」とコメントしています。
オンライン説明会でメンバー募集
さらに、9月12日にはゲーム『IZON.』の開発メンバーを募集するオンライン説明会が開催されます。このイベントでは、仕事の内容やスタジオについての詳細がわかるので、興味のあるクリエイターはぜひチェックしてみてください。
ゲームのストーリー
『IZON. 第1節 封厄ノ塔』は、退廃的で美しい世界を舞台にした共依存アドベンチャーゲームです。ストーリーは、異形の少女『智人』と破壊の力を持つ『虚人』の二人が、様々な困難を乗り越えながら心を通わせ合っていく様子を描いています。このゲームの魅力は、その深いストーリー展開と美しいビジュアルが融合した点です。
今後の展望
『IZON.』は、今冬にオンラインプラットフォーム「Steam」でリリース予定です。第2節以降の開発については、今後の反響や販売状況に基づいて判断されるとのことです。ファン待望の続報に期待が高まります。
まとめ
このように『IZON. 第1節 封厄ノ塔』は、クラウドファンディングの成功を背景にさらなる発展を遂げています。新機能の追加はもちろんのこと、魅力的なストーリー展開がプレイヤーを引き込み、今後の展開にも注目が集まっています。まだあまり知られていないこのゲームが、これからどのように注目を集めていくのか、ますます期待が高まります。