自動車業界におけるプラスチックリサイクルの最前線
2025年11月26日(水)、愛知工業大学 総合技術研究所の近藤元博教授を講師に迎え、SSKセミナーが「車載プラスチックのリサイクル動向」をテーマに開催されます。このセミナーでは、サーキュラーエコノミーへ向けた国内外の取り組みや自動車リサイクル法の現状について、深く掘り下げていきます。
セミナーの概要
- - 日時: 2025年11月26日(水)午後1時~3時
- - 受講方法:
- 会場受講: SSK セミナールーム(東京都港区)
- ライブ配信(Zoomウェビナー)
- アーカイブ配信(2週間視聴可能)
近藤氏は、経済産業省の脱炭素燃料政策小委員会やカーボンマネジメント小委員会の委員も務めており、自動車業界の環境対策に関する豊富な知識と実績を持っています。
彼は以前、トヨタ自動車にも在籍していたため、業界の動向を心得ています。
講義の内容
近藤氏は、現在のリサイクル法と必要な政策変更について説明します。以下のポイントが講義の主なトピックです。
1. 日本のGX(グリーントランスフォーメーション)とCE(サーキュラーエコノミー)への取り組みの方向性
2. 諸外国における自動車リサイクルの最新動向
3. 高度な自動車リサイクルに向けた取り組み
- CEの実現に向けた方針
- 廃プラスチックのリサイクル戦略
4. まとめ
5. 質疑応答および名刺交換
このセミナーでは、特にカーボンニュートラルの実現や、海洋プラスチック問題への対応についても言及されます。環境対策が喫緊の課題となっている現在、これらの問題にどのようにアプローチするべきかを議論することで、自動車業界の未来を描き出します。
環境問題への取り組み
日本はすでに自動車リサイクル法を制定しており、車両の処理に対して基準が設けられています。リサイクル法は環境保護に寄与しているものの、近年ではリサイクルの仕組みを見直す必要が出てきています。特に、廃プラスチックの増加やカーボンニュートラル社会への移行が求められる中、廃棄物をどのように利用するかが業界全体の課題となっています。
国外においても、環境問題への対応が先行している国々があり、自国の産業競争力を強化するためにもリサイクル活動が推進されています。こうした国々の成功事例を参考にすることで、日本も新たな取組みを加速させる必要があります。
さいごに
近藤教授の専門知識を基にしたこのセミナーは、自動車産業関係者だけでなく、環境問題に興味がある方にも非常に貴重な学びの機会です。
この機会にリサイクルの最新情報や国際的な動向を学び、今後の取り組みに役立ててみてはいかがでしょうか。
セミナー参加を希望する方は、事前にお申し込みが必要です。詳細や申し込みは
こちらのリンクからご確認ください。