近年、社内研修やセミナーで、受講者が眠たそうにしていたり、スマートフォンに夢中だったりする光景はよく見られます。このような状況は、主催側にとって大変残念なことです。そこで、業界注目の新しいeラーニング動画『WARABU』が登場しました。これは、企業や団体向けの学習教材として開発されたもので、受講者の理解を深めたり、興味を引き出したりすることを目指しています。軸となるのは、笑いとアニメを融合させた「脱力系アニメ」です。
笑いで学ぶ意味
『WARABU』は、参加者が「もっと知りたい、学びたい!」と感じることを重要視しています。これを実現するために、楽しく観られるコンテンツを提供することで、社員の意識を高めます。政府によるサイバーセキュリティ月間を受け、第一弾のテーマは「ランサムウェア」。このコンピュータウイルスは、近年被害が増加しており、適切な知識を持つことが求められています。
アニメを使用することで、難解なテーマも理解しやすく、参加者が気軽に閲覧できる環境が作られます。静岡大学の研究によれば、アニメを通じた学習は学生の興味を引き、98%の参加者がその授業を「面白い」と評価しました。これは、学習意欲の向上に役立つことを示しています。
繰り返し学び続けられる仕組み
また、『WARABU』は人の心理に基づいて設計されています。慶応大学の研究によると、人は興味があることを学ぶ際、脳がドーパミンを分泌し、喜びや満足感を得るそうです。笑いを取り入れた教材にすることで、受講者はより深い学習体験を得ることができます。
ストーリー仕立てにすることで、参加者が自身の経験として理解しやすくなる点も強みです。スタンフォード大学の研究によれば、物語を用いることでコミュニケーションの効果が22倍にもなるとのこと。これにより、異なるバックグラウンドを持つ社員たちも共通の理解を持ちやすくなります。
制作チームと今後の展望
今回の『WARABU』の制作は、イラストレーターの北沢夕芸氏、クリエイティブディレクターの高谷晃一氏、そして落語作家の今井ようじ氏など、多彩なチームにより行われました。今後は、脱力系アニメを活用した幅広いテーマのコンテンツを提供していく予定です。
『WARABU』では、セミオーダーでのアニメ化を承っており、自社の事例を元にしたコンテンツ制作も行っています。また、10社限定で、無料モニターキャンペーンを実施中。興味のある企業や団体はぜひ体験してみてください。
アニメで社内研修をより効果的に、そして楽しく変えていく『WARABU』の取り組みにぜひご注目ください。