中小企業を未来へ導くOJT型講習会の全貌
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、全国の支援機関職員を対象にした新たな取り組みとして、『OJT型講習会』を実施することが発表されました。この講習会の目的は、参加者が単なる知識の習得に留まらず、現場で実際に活用できる確かな支援スキルを身につけることです。
現在、急速に変化する社会環境の中で、支援機関への相談がますます多様化し、複雑化しています。このような状況では、支援機関の職員が不足していることや、支援ノウハウや知見の貯蔵が十分でないという課題も浮かび上がっています。それに対処するために、このOJT型講習会は、支援機関の皆様に向けて実践的で効果的なスキル向上を目指しています。
講習内容と日程
2025年度は全5回にわたり、各講習はオンライン形式で開催されます。具体的な日程は以下の通りです。すべてのセッションは、午後1時30分から4時まで行われます。
1.
第1回:2025年10月29日(水曜日)
テーマ:目からウロコ!経営課題解決実践スキル習得
2.
第2回:2025年11月18日(火曜日)
テーマ:すぐに役立つ!価格転嫁実践スキル習得
3.
第3回:2025年12月17日(水曜日)
テーマ:売上に直結!国内外販路開拓手法習得
4.
第4回:2026年1月21日(水曜日)
テーマ:業務効率を高める!最新IT・DX導入手法習得
5.
第5回:2026年2月18日(水曜日)
テーマ:人材不足を乗り越える!募集・採用・定着最新手法習得
各講座では、経営者のインタビューやライブチャット、ロールプレイングといった参加者が積極的に関与できる形式が用意されています。講義終了後には講師との交流時間も設けられるため、個別の相談や具体的な疑問を直接話すことも可能です。
参加方法と対象
本講習会は無料で、商工団体や金融機関、公的支援機関に従事する職員の方々を対象としています。参加希望者は、オンラインで申込みが可能で、後日アーカイブも配信される予定です。
まとめ
中小企業基盤整備機構は、中小企業の自律的な発展を促進し、地域経済の活性化を目指す政策実施機関です。このOJT型講習会を通じて、現場で即戦力となる支援スキルを身につけ、参加者自身の成長と中小企業支援の質向上に貢献するチャンスを掴みましょう。
詳細については、
こちらをご確認ください。