大分空港で操縦体験
2021-12-24 17:00:30
大分空港での特別フライト体験がふるさと納税の返礼品に登場
国東市の新しいふるさと納税返礼品
大分県国東市が注目を集めています。なんと、ここでは大分空港に隣接するホンダ・フライト・トレーニング・センターでのフライトトレーニング装置を使用した操縦体験が、2021年度のふるさと納税の返礼品として提供されることが決定しました。これは、宇宙産業を基盤に地方の活性化を目指す株式会社minsoraの提案により実現した企画です。
スペースポートおおいたの可能性
国東市にある大分空港は、3000mもの滑走路を持ち、容易に洋上へ出られる特性から、宇宙関連の活動が進行中です。特に、2020年4月には米国のヴァージン・オービットと協定を結び、日本初の水平型宇宙港「スペースポートおおいた」としての活用が計画されています。これにより、アジアにおける新たな宇宙ビジネスの中心地としての役割を果たすことを目指しています。
フライト体験の詳細
今回のふるさと納税の返礼品として提供される操縦体験では、ダイヤモンドエアクラフト社製の高性能双発ピストン機「DA42 Twin Star」を用い、プロ用のフライトトレーニング装置で実施されます。この体験は、教官パイロットやJAXAの宇宙飛行士、各種航空機操縦士の訓練を手がけるホンダ航空の専門スタッフによる指導のもとで行われ、航空業界に興味のある方々にとっては貴重な機会となることでしょう。
体験は2022年1月から3月までの間の土日を中心に実施される予定で、45分の講義と30分のシミュレーション体験が含まれています。1日あたりの参加者は3名限定で、利用者は申し込みの際にふるさと納税を通じて寄附を行う必要があります。寄附金額は20万円以上で、申し込みは「ふるさとチョイス」サイトを通じて行えます。
地域と宇宙産業のシナジー
株式会社minsoraの活動は、宇宙産業の発展と地域経済の活性化を両立させることを目指しています。彼らは2019年に設立され、地方に眠る技術やニーズを掘り起こし、新たなビジネスモデルを構築することで地域の成長を促進しています。この合同企画には、日本国内の他の宇宙関連企業も参加し、地域の特性を活かしたふるさと納税返礼品を提供し合っています。
応援グッズのプレゼント
さらに、参加者には「スペースポートおおいた」を応援するオリジナルグッズとしてエンブレムとブルーキャップがプレゼントされます。このデザインは地元の高校生からアイデアを募り制作されたもので、地域の方々と共に宇宙産業の盛り上げを図っています。
体験の申し込みと詳細
この魅力的な体験は、ふるさと納税の寄附を通じて申し込むことができ、その後案内が提供されます。体験日や申し込み期限などの詳細は、ふるさとチョイスのウェブサイトで確認することが可能です。興味のある方はぜひ、早めにチェックしてみてください。
まとめ
宇宙産業と地域経済の新たなシナジーを感じられる大分県国東市のこの取組みは、地域の活性化の象徴とも言えるものです。普段味わえないフライト体験を通じて、大分の未来へ貢献することができる機会をお見逃しなく!
会社情報
- 会社名
-
株式会社minsora
- 住所
- 大分県大分市大手町1-3-4遊歩ビル302
- 電話番号
-
097-534-4123