Crewwが韓国スタートアップとのオープンイノベーションプログラムを開始

Creww、韓国スタートアップとの新たな共創プログラム始動

Creww株式会社は、韓国のスタートアップと手を組むオープンイノベーションプログラム『Japan Open Innovation Program 2025』を立ち上げました。このプログラムは、韓国最大の公共アクセラレーターであるソウル経済振興院と連携し、韓国のイノベーティブな企業との協業を目指しています。

プログラムの概要

2025年6月16日からスタートアップ企業の募集を開始し、審査を通じて選ばれた企業は、日本企業と共創し新しいビジネスやサービスの開発を行います。Crewwは今回のプログラムにおいて、韓国・ソウルの成長著しいスタートアップエコシステムを最大限活かし、国際的なイノベーションを創出することを目指しています。

韓国は「グローバルスタートアップエコシステムランキング2024」で世界9位にランクインしており、そのポテンシャルは非常に高いです。昨年もプログラムを経て7社が日本企業との協業を実現しました。

参加企業の募集テーマ

このプログラムには、以下の日本企業が参加します。

artience株式会社

- 【テーマ】ユニークな材料技術
- 【内容】ディスプレイや半導体、モビリティ関連技術などの材料技術を募集。

株式会社MBSイノベーションドライブ

- 【テーマ】日本のIP・コンテンツの世界展開
- 【内容】オリジナルコンテンツやクロスボーダーコマースを推進。

ヤマトホールディングス株式会社

- 【テーマ】新しい価値の創出
- 【内容】物流のDX化やサステナブルな物流革新を目指す。

各参加企業のテーマに沿ったスタートアップを募集し、選ばれた企業は、日本の市場での実現に向けた支援を受けることができます。

Crewwの取り組み

Crewwはスタートアップの成長を支援する国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営しており、これまでも500回以上のプログラムを実施してきました。今後も、アジア全体を視野に入れたプログラムを展開し、日韓のスタートアップエコシステムの発展を促進していく所存です。

プログラム運営の背景

ソウル経済振興院は、創業支援を通じた経済振興を目的とした公共機関であり、その活動はスタートアップ支援やオープンイノベーションの重要な拠点として位置づけられています。

Creww Koreaは2023年に設立され、日本と韓国のスタートアップ間の協業をサポートしています。これを通じて、両国の企業がグローバル市場に進出する手助けを行います。