アルピコドローンアカデミー、2024年12月から新たな資格取得講習を開始

アルピコドローンアカデミーが新資格講習を開始します

アルピコ交通株式会社が運営する「アルピコドローンアカデミー」は、2024年12月より「一等無人航空機操縦士」の資格取得に向けた講習を導入することを発表しました。これは、従来からの「二等無人航空機操縦士」講習に続くもので、より高度な知識と技術を求める受講者に対応した内容となっています。

一等無人航空機操縦士資格について

「一等無人航空機操縦士」は、特にリスクが高い環境でのドローン運用が可能となる国家資格です。これにより、飛行が許可されない地域での操縦が認められ、産業用ドローンの利用拡大にも重要な役割を果たします。

レベル4飛行とは

一等資格を取得すると、運用できるのが「レベル4飛行」と呼ばれるもので、市街地などでの目視外飛行が可能となります。この技術により、さまざまな用途でのドローン活用が期待されており、例えば次のようなシーンでの運用が可能です：

- 物流・配送: 都市部での自動配送業務を効率的に行えます。
- インフラ点検: 建物や橋梁などの点検を効果的に実施できます。
- 目視内飛行: 操縦者が直接機体を視認しつつ飛行することで安全性を高めます。
- 目視外飛行: センサーやカメラから得た情報に基づいて運用を行います。

講習の特長

1. 屋内教習場の無料利用: 教習以外に、飛行技術を磨くための専用施設が無料で利用でき、松本駅前に位置しています。
2. オンライン学習: 学科講習はeラーニングシステムを通じて自分のペースで学べるため、柔軟な学習が可能です。
3. 経験豊富な講師陣: 豊富な指導実績を持つ講師が、親身になって指導を行います。
4. 受講後のサポート: 資格取得後も申請手続きや機体購入に関する相談を支援します。