100万円以下で手に入る高精度3Dスキャナー「REVOPOINT Trackit」登場！

100万円以下で手に入る高精度3Dスキャナー「REVOPOINT Trackit」

株式会社サンステラは、2025年11月6日にREVOPOINT製の光学トラッキング式3Dスキャナー「REVOPOINT Trackit」を発売することを発表しました。この新しい製品は、1000万円を超える従来の3Dスキャナーと比べて、製造現場においても導入しやすい価格帯で提供されることを目指して開発されています。

「REVOPOINT Trackit」は特に、マーカーやスプレーを使用せずに計測を行える点が特徴です。この機能により、スキャン作業は迅速かつ効率的に行われ、自動車や航空宇宙、文化財保護の分野での品質管理工程を新たに革新することが期待されています。高精度な設計により、従来よりも精密な3Dモデルを容易に制作することが可能です。

製品の詳細と価格

「REVOPOINT Trackit」の価格は、スタンダードセットが813,000円、さらに、Revo Designの1年ライセンスを追加すると875,400円、Quick Surface Proの永久ライセンスを追加すると1,503,000円となります。また、MetroHubを用いたTrackitロボット3Dスキャンシステムは3,206,000円で提供されます。

購入前には、ショールームで無償のデモスキャンが用意されており、遠方の場合は出張デモスキャンも行っています。このように、実際に操作を体験できる機会が設けられているため、安心して購入を検討できるでしょう。また、納入後の出張設置講習も対応しています。

製品の特長

- 高精度計測：体積精度は0.025mm + 0.04mm×L(m)と非常に高く、リアルで忠実なモデルが再現可能です。
- 迅速なスキャン作業：必要なマーカーやスプレーがなく、スキャン作業のスピードアップが実現しています。
- 小型から大型まで対応：光学トラッキングとブルーレーザーを併用することで、対象物のサイズに関係なく確実にキャプチャできます。
- 自動キャリブレーション機能：毎回高い精度を実現するための自動キャリブレーションシステムを搭載しています。
- 軽量・堅牢なデザイン：カーボンフレームで作られており、精度誤差を最小限に抑えつつ、持ち運びも容易です。
- 各種3Dソフトと連携：主要な3Dソフトウェアとのスムーズな連携が可能です。
- 完全自動スキャンフロー：産業用協働ロボットアームと組み合わせることによる完全自動スキャンが実現します。

今後の展開

「REVOPOINT Trackit」は、今後の産業用途、文化財研究、さらに教育など多岐にわたる分野での活用が期待されており、特にこの製品がもたらす計測の新たなスタンダードは、業界に多くの革新をもたらすことでしょう。また、2026年1月28日から30日に東京ビッグサイトで開催されるTCT JAPANでも、実演が行われる予定です。これは業界内での注目を集める良い機会になることでしょう。

会社情報

株式会社サンステラは、Polymaker、UniFormation、RAYSHAPE社の日本総代理店であり、世界中の優れた3Dプリント機器や造形材料の輸入、販売を行っています。特に、創業以来12年の実績を持つ技術サポート体制を整え、お客様に安心してお買い求めいただけるよう努めています。東京・豊島区に本社を構えるサンステラは、今後も3Dプリンティングの分野で多くの革新を引き起こしていくでしょう。