FC大阪と象印マホービンの新たな水分補給戦略
水分補給の重要性を再認識
最近、FC大阪と象印マホービンが提携し、選手およびスタッフ向けの水分補給に関するセミナーを実施しました。このセミナーでは、適切な水分摂取の方法について重点を置き、特にJリーグの開幕前キャンプで行われました。選手たちは運動中の水分補給の重要性を学び、パフォーマンス向上に繋げるための理解を深めました。
IoTボトルによる可視化とフィードバック
象印マホービンが開発した「IoTボトル」は、運動中の水分補給量や塩分摂取量をリアルタイムで可視化することができます。FC大阪の選手たちは、このボトルを使用して水分摂取のデータを収集し、そのフィードバックを受け取ることで、さらに効果的な水分補給を行うことができました。そのデータは2024年4月10日のヴァンラーレ八戸戦、7月6日のカターレ富山戦などの試合で活用されました。
脱水状態を防ぐ新たなアプローチ
選手たちの運動前後の体重変化や運動強度データを分析することで、脱水状態をリアルタイムで把握できるようになりました。この分析結果をもとに、選手にはフィードバックレポートが提供され、適切な水分補給が促されます。FC大阪では2024シーズンに、これを37試合にわたって実施しています。
サステナビリティプロジェクト「ACT NOW」との連携
さらに、FC大阪と象印マホービンは2020年から、SDGs推進に向けたパートナーシップを結び、マイボトルの普及活動を行っています。選手とスタッフにはロゴ入りのステンレスボトルが提供され、プラスチックごみの削減に貢献しています。今後は、「試合会場におけるマイボトルへの給水」といった新たな取り組みも検討されています。
未来のビジョン
象印マホービンは今後も、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、水分補給を通じたサポートを続ける方針です。さらに、リアルタイムで水分摂取を可視化する技術の開発が進められ、選手たちが行動を変化させることによって脱水状態を防ぐ新しいサービスの提供も計画されています。
FC大阪の基本情報
大阪府東大阪市を本拠地とするJリーグのクラブチームFC大阪は、地域に根ざした活動を行なっており、象印マホービンとの取り組みを通じて、選手の健康維持とパフォーマンス向上を目指しています。代表者は近藤祐輔氏で、本社は東大阪市に位置します。公式ホームページは
こちら。
この取り組みに興味のあるスポーツクラブ関係者や企業は、象印マホービンの新事業開発室坂本までお問い合わせください。E-mail:
[email protected]