白浜町が通年型観光へ
2024-07-01 16:53:21

「じゃらんエリアダッシュボード」が和歌山県白浜町で提供開始!通年型観光地への進化を支援

「じゃらんエリアダッシュボード」が白浜町の通年型観光を支援



株式会社リクルートは、2024年7月1日より和歌山県白浜町において、地域の観光課題可視化サービス『じゃらんエリアダッシュボード』の提供を開始しました。

白浜町は、関西地方を代表する観光地として知られています。美しい白砂の「白良浜海水浴場」をはじめ、日本三古湯の一つである白浜温泉、円月島、千畳敷、三段壁など、数多くの観光資源を有しています。しかし、観光客の多くが夏季に集中していることから、夏季以外の観光誘客促進が課題となっています。

そこで白浜町は、定量的な現状把握と課題要因等の特定を行うために、『じゃらんエリアダッシュボード』を活用することを決定しました。本サービスは、『じゃらんnet』やお店の決済サービス『Airペイ』等が保有する統計データを活用し、時期による旅行者の特性や実態に合わせた施策を検討することを可能にします。

# 通年型観光地を目指した取り組み



白浜町は、『じゃらんエリアダッシュボード』を活用することで、夏季以外の集客課題を可視化し、適切な打ち手を検討していく計画です。

具体的には、『じゃらんnet』の予約実績データと先々の宿泊予約データを分析することで、誘客したいターゲットを特定します。さらに、『じゃらん遊び・体験予約』の予約実績データや口コミ情報から、観光地としての魅力や、旅行者の評価を分析し、新たなアクティビティや体験コンテンツの充実も図ります。

夏季においても、海水浴以外のアクティビティの充実や、白浜温泉の周辺地域への周遊を促し、観光客が長く楽しめる施策も検討していく予定です。

# 白浜町とリクルートの連携



白浜町観光課担当者の滝本斉氏は、「白浜町は、季節を問わず楽しんでいただける観光地ですが、観光客の多くが夏季に集中していることから、一年を通してたくさんの方々に訪れてもらえるよう『魅力ある通年型観光地』に向けた取り組みが求められています。そのためには、まず『何が課題なのか』という点を正確に特定できないと、いくら解決策を考え実行しても、予定していた成果が十分に得られないおそれがあります。そこで『じゃらんエリアダッシュボード』を活用することにより、時期別の予約数の推移や旅行者の属性、どのような体験にどれほどの需要があるのかを可視化し、課題解決のために必要な情報をより的確に捉えることで、これまで以上に効果的な施策を展開できることに魅力を感じています。」とコメントしています。

リクルート旅行Division地域創造部グループマネジャーの廣戸裕司氏は、「白浜町は、集客課題の解決に向けこれまでもさまざまな施策のPDCAサイクルを回す中で、施策の有効性を図ることが重要だと考えられています。数字に裏付けされた集客課題を正確に把握し、より早くPDCAを回せることが『じゃらんエリアダッシュボード』の魅力だと考えています。私たちは、課題の特定から打ち手の提示まで、一気通貫した伴走体制を作り、白浜町と一体となってよりよい観光地・白浜町を作り上げていきたいと考えています。」と語っています。

# 『じゃらんエリアダッシュボード』について



『じゃらんエリアダッシュボード』は、旅行情報サービス『じゃらんnet』の「宿泊」、「遊び・体験」、「口コミ」の統計データと、お店の決済サービス『Airペイ』、『AirペイQR』の決済統計データを可視化し、地方自治体やDMOが観光施策の立案や効果検証を行うための支援ツールです。観光におけるタビマエ、タビナカ、タビアトの統計データを活用することで、旅行者のニーズや動向に即した施策を検討・実施することが可能になります。

※提供する全てのデータは、利用者個人が特定できないような形式で提供します。

リクルートは、本取り組みを通じて、白浜町とともに、現状課題の可視化と適切な打ち手を検討し、観光地として夏季のみならず、通年での需要創出および観光消費額の向上を目指します。


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