カスタマーサポートの向上に向けて、新たに策定されたFAQ代行プランが登場しました。これが提供されるのは、株式会社PR TIMES(東京都港区)が運営するカスタマーサポートツール「Tayori」です。2024年8月29日に発表されたこのサービスは、企業が抱えるカスタマーサポートの課題を専門的な視点で解決することを目的としています。
Tayoriが目指すのは、「お客様と良い関係をつくる」ことです。顧客が安心してサービスを利用できるようになるためには、サポートが不可欠です。Tayoriは、シンプルな操作性を持つツールとして、FAQやチャットボットなどを通じて、顧客の問い合わせに対する効率を高めることを得意としています。しかし、カスタマーサポートに注力できていなかった企業の中には、これまでの経験が乏しく、導入や運用に不安を感じている方も少なくありません。
2024年1月に実施された「カスタマーサポート白書2024」によれば、多くの問い合わせ対応者が兼任やアウトソースに頼っている状態であり、それが効率的にサポートを行なうことを難しくしています。その結果、FAQの運用においても現状の課題が浮き彫りになりました。多くの企業で、FAQを作成しようとするものの、どこから手をつけるべきかわからない、何が効果的なのか見えていないという声が寄せられています。
今回新しく始まるFAQ代行プランでは、カスタマーサポートの知見を持つ専門家が型にはまらず、企業のニーズに応じたコンサルティングを実施します。具体的には、効果的なFAQの構築や、その運用に必要な改善提案を行うことが中心となります。また、AIチャットボットの導入サポートもすることにより、より質の高いカスタマーサポートを実現します。
この新しいFAQ代行プランの大きな特徴は、Tayoriの蓄積されたデータと、多くの企業で6900以上のFAQ作成に貢献してきた結果に基づいています。それをもとに、各企業が抱える具体的な問題に対して、目標設定や運用改善の方針を策定し、課題解決へ向けた実行支援を行います。
樋口恵一郎氏(ハイウエア株式会社代表取締役)をパートナーとして迎え、疑問に対する答えを見つけるためのログやパターン分析を通じて、ダイレクトなアプローチも実施される予定です。これにより、ユーザーが望む回答が見つかりやすくなり、サポートへの問い合わせがスムーズになります。
多くの企業が、FAQ活用によって顧客満足度を向上させつつ、自社のコストを削減するWin-Winの状況を目指しています。FAQサイトの改善は、自分のペースで問題解決をしたい顧客のニーズに応えることが重要で、FAQが適切に構築されることで、サポート部門の負担軽減にもつながります。
さらに、9月18日にはFAQ代行に関するオンラインセミナーが開催されます。このセミナーでは、FAQの改善に取り組む際の具体的な方法や、投資対効果を最大化するための事情が解説される予定です。参加者には特典も用意されているため、興味がある方にはぜひ参加をお勧めします。
PR TIMESは、「Tayori」を通じて、企業と顧客とが良い関係を築くためのサポートを強化し、さらなる信頼関係の構築を目指し、日々進化してまいります。