途上国発の貴重なジュエリーブランド、マザーハウスが新たに展開
日本のバッグブランド・マザーハウスが、インドネシアでのジュエリーの生産と販売をスタートしました。このプロジェクトは、ただのビジネスではありません。インドネシアの美しい伝統と職人の技術を大切にし、それを現代的なデザインとして昇華させることを目指しています。
インドネシアの古都で生まれたジュエリー
マザーハウスのジュエリーは、インドネシアのジョグジャカルタで誕生しました。この地は豊かな王宮文化と伝統が色濃く残る場所で、特に「フィリグリー」と呼ばれる繊細な線細工が特長です。この技術では、0.2mmから0.6mmという非常に細い金属線を駆使し、巧みに編み込むことで立体的なジュエリーが形作られます。
職人たちは、素材開発から仕上げに至るまで、全ての工程を丁寧に手作業で行います。その結果、わずか1cmのジュエリーには、なんと50cmもの細い金属線が組み込まれています。このように手間ひまかけて仕上げられたジュエリーは、見る人にその美しさと職人の技術を感じさせることでしょう。
新作ジュエリーのラインナップ
マザーハウスの新しいジュエリーコレクションにはいくつかのシリーズが登場しています。新たなデザインは以下のように展開されています。
- - Gold Classic series: 美しさと伝統が融合した金の糸だけで作られたシリーズ。
- - Gold Pearl series: 一粒のパールが際立つ、個性的な作品。
- - Gold Urban series: シンプルさと職人の繊細な技によって生まれた凛とした輝き。
- - Silver Classic series: 伝統を感じる白く輝く銀の糸を用いたシリーズ。
- - Silver Pearl series: 天然の美しさを表現する銀の糸とパールのコラボ。
これらのジュエリーは、個々に異なる魅力を持っており、どれもが手作りのため、まさに一品ものとも言える存在です。
限定商品のご案内
クリスマスシーズンに合わせて、数量限定で特別なジュエリーが発売されます。「Kesshou ネックレス」は、自然の美しさを取り入れたデザインで、金と銀の両方のバリエーションが用意されています。特に、金のネックレスは36,720円(税込)で、銀は19,440円(税込)です。
加えて、ジュエリーは手づくりの木箱に入れてお届けします。木箱は温かみがあり、インテリアとしても映えますし、ジュエリーの収納場所や小物入れとしても活用することができます。大切なプレゼントには無料でラッピングサービスも行っているので、ギフトにも最適です。
マザーハウスの理念
マザーハウスは、途上国の職人たちと手を組み、『途上国から世界に通用するブランドをつくる』という理念のもと、2006年に設立されました。代表兼デザイナーの山口絵理子さんは、バングラデシュやネパールの自社工場で、ジュートやレザーのバッグ、ストールなどのデザイン・生産を行っています。現在、日本、台湾、香港で22店舗を展開し、多くの人々に支持されています。
もっと詳しい情報は、
マザーハウスの公式ホームページをご覧ください。また、全国の店舗でジュエリーを手に取ることができますので、是非実際にその美しさを感じてみてください。