ニューラルポートと山本光学が結ぶ新たなブレインテックとアイウェアの未来

ニューラルポートと山本光学の資本業務提携に期待

2025年4月1日、株式会社ニューラルポートと山本光学株式会社は、資本業務提携契約を締結しました。この提携は、次世代のブレインテックと最先端のアイウェア技術を融合し、新しい価値を創造することを目的としています。両社の技術と経験を持ち寄ることで、革新的な製品やサービスを共に開発していく方針です。

両社の強みとは

ニューラルポートについて

本社が兵庫県芦屋市にあるニューラルポートは、視線計測技術を基盤としたブレインテックのスタートアップです。彼らの代表的な製品には、脳疲労を3分で測定できるVRシステム「ZEN EYE Pro」や、フロー状態を科学的に再現するチェア型の「ZONE-Z」があります。これにより、ユーザーのストレス管理やメンタルパフォーマンス向上に寄与します。

山本光学の伝統

一方、山本光学は1911年に設立され、スポーツ用アイウェアや安全保護具の分野で長い歴史を誇る企業です。同社は、「安全」と「快適」を両立させる製品の開発を行っており、業界内で確固たる地位を築いてきました。その経験を活かし、医療や産業安全分野でも貢献することを目指しています。

提携の具体的な内容

両社の提携は、視線計測型アイウェア「ZEN EYE Glass」の研究開発、脳疲労測定システム「ZEN EYE Pro」の実証実験、また両社の広いネットワークを用いた販売や実証チャネルの開拓を含んでいます。特に「ZONE-Z」を通じて、ZONE状態を科学的に再現するための研究が加速されることが期待されています。