モンテディオ山形は2023年10月、FWベカ・ミケルタゼ選手と双方合意のもと契約を解除したことを発表しました。ミケルタゼ選手は、1997年11月26日生まれで、ジョージア出身の28歳。身長185cm、体重75kgのこの選手は、利き足が両足という特徴を持つフットボール界の俊英です。
彼の経歴は非常に多彩で、母国ジョージアを含む様々な国のクラブでプレーしてきました。FC Zestaponiからキャリアをスタートし、FC Dinamo Tbilisi、FC Rustavi、Anorthosis Famagusta FC、FC Rubin Kazan、FC Rotor Volgograd、Xanthi Football Club、Newcastle Jets FC、光州FCを経て、2023年にモンテディオ山形に加入しました。また、U-17、U-19、U-21ジョージア代表およびジョージア代表としての経験もあり、多くの国際試合を経験しています。
モンテディオ山形での彼の成績は、J2リーグ戦での通算4試合出場0得点、リーグカップ戦では2試合出場0得点、さらに天皇杯では出場機会がなかった状況です。
契約解除にあたり、ミケルタゼ選手は感謝のコメントを残しました。「みなさんへ、クラブを離れることになりました。いろいろあって大変な1年でしたが、その中で本当に自分のそばにいて助けてくれた“本物の仲間”の存在を強く感じました。チームメイトのみんな、本当にありがとう。」とその気持ちを表現しています。
彼はさらに、サポートしてくれたファンにも感謝を述べ、「山形のファンのみなさん、あなたたちは本当に最高です。応援してくれてありがとう」と語り、クラブとファンとの強い絆を感じさせるコメントを残しました。彼の在籍期間中、さまざまな試練に直面しながらも、仲間やサポーターに支えられてきたことが感じられます。この契約解除は、彼にとって新たなスタートを意味するかもしれません。
今後の彼の進路にも注目が集まります。再びプレーする場を見つけたいという意向があるのか、また新たな挑戦を求めるのか、ファンとしてはその動向が気になるところです。これからもベカ・ミケルタゼ選手の活躍を応援していきたいと思います。