ナリス化粧品の新技術
2025-06-06 13:52:03

ナリス化粧品、独自のナノ乳液開発で肌への浸透力とバリア機能向上

ナリス化粧品、革新的なナノ乳液の開発



株式会社ナリス化粧品は、独自の高圧乳化技術を活かし、肌の浸透力とバリア機能が向上するナノ乳液の開発に成功しました。この新しい乳液は、肌への利用感と効果を両立させることを目指しています。

1. 研究の背景



ナリス化粧品は、2014年に「iPF(アイピーエフ)テクノロジー」を確立し、この技術は油溶性成分を含む乳化物をマッハのスピードで衝突させ、ナノサイズまで乳化粒子を細かくします。このプロセスにより得られる「iPFリキッド」は、化粧水において心地よい使用感を与えることに成功しました。そして、初めてナノ乳液の処方開発に挑戦することとなりました。

2. 研究の目的



ナノ乳液を単に開発するのではなく、肌のバリア機能を改善し、浸透力と保湿効果を高めることが研究の目的です。このため、肌表面に広がりやすく、粘度の調整が必要不可欠です。これまでは増粘剤を使用して粘度をコントロールしていましたが、iPFテクノロジーではその逆のアプローチが求められました。

3. 研究開発の過程



ナノ乳化では一般的な増粘剤が使用できないため、特定の界面活性剤を選定し、適度な粘度を持つナノ乳液の開発を進めました。数々の成分を検討した結果、肌に心地よく密着するナノ乳液を実現することができました。

4. 効果の検証



研究品が目指した効果を実際に確認しました。バリア機能について、ナノサイズの乳液とマイクロサイズの乳液を比較し、水分蒸散量を測定した結果、ナノ乳液の方が優れたバリア機能を持つことが確認されました。また、保水機能においても、30分後の比較でナノ乳液の方が高い保水力を示しました。今後も、この心地よい使用感と効果の両立を目指す研究を続けていく方針です。

5. 研究者の声



ナリス化粧品の研究開発部に所属する内田理沙は、「新しい乳液を作る」という挑戦の中で、新しいテクスチャーでの浸透感の実現に努めました。「シャバシャバの液体に適度なとろみを持たせる」という一見シンプルな目標の裏には、詳細な実験と試行錯誤がありました。得られたナノ乳液は、肌にすぐに馴染むだけでなく、持続的なうるおい感と密着感を持つ製品に仕上がりました。ぜひこの新しい技術を体感してほしいと言います。

ナリス化粧品のナノ乳液は、今後の化粧品市場における新たなスタンダードとなるかもしれません。この革新的な製品の誕生により、多くの人々のスキンケアライフがより豊かになることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社ナリス化粧品
住所
大阪府大阪市福島区海老江1-11-17
電話番号
06-6458-5801

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