KOMORIが誇る新しい印刷技術の展望
株式会社小森コーポレーション(東京都墨田区)は、山形大学 フレキシブル基盤技術グループとの共同研究を通じて、印刷技術を用いたITO(酸化インジウムスズ)透明電極のパターニング技術を開発しました。これにより、従来の高コストな手法に関わらず、高精細な電極パターンを形成できるようになります。
ITO透明電極の重要性
ITO透明電極は、太陽電池の核となる特性を持つ材料です。これがなければ、太陽電池は効果的に機能しません。KOMORIは、自社の強みであるオフセット印刷技術を駆使し、PE(プリンテッド・エレクトロニクス)分野への技術展開を進めています。これにより、印刷プロセスを通じた次世代太陽電池の量産技術の確立を目指しています。
繊細なパターニングが可能に
従来、ITO透明電極のパターニングにはレーザースクライブやフォトリソグラフィといった多工程で高コストな手法が課題でした。新たに開発された技術は、これらを印刷プロセスに変えることで、より効率的に高精細なパターンを形成できます。この変革により、太陽電池の製造プロセスも大きく進展することが期待されています。
JPCA Show 2026での展示予定
この革新的な技術は、2026年6月10日から12日の間に東京ビッグサイトで開催されるJPCA Show 2026で展示されます。訪れた方々は、山形大学ブース(東7ホール7E-16)で、この技術を実際に見ることができ、パターニングされたITO透明電極のサンプルも展示される予定です。是非とも、会場に足を運んでその技術の進展をご覧ください。
セリアコーポレーションとの連携
KOMORIの子会社である株式会社セリアコーポレーションは、この新技術を支える重要な役割を果たしています。次世代の太陽電池であるペロブスカイト太陽電池や有機薄膜太陽電池(OPV)の生産プロセスへの適用も視野に入れ、一貫した生産ラインへの移行を目指しています。これにより、より環境に優しい製造方法を実現し、持続可能な社会に寄与することが期待されています。
KOMORIグループの未来
KOMORIは、創業以来約100年にわたり、品質と信頼をもってものづくりに取り組んできました。現代の技術革新に挑む姿勢は変わらず、今後も社会のニーズに応えられる価値を提供していくでしょう。印刷技術を駆使した新しいエレクトロニクスの未来は、多くの期待と可能性を秘めています。
次世代技術への挑戦が続くKOMORI。これからの進展に目が離せません。