地球研究試料アーカイブ化
2024-12-27 15:01:18

地球研究試料の未来を創る!NPO法人がクラウドファンディングを開始

地球研究試料の未来を支える取り組み



岡山県に本拠を持つNPO法人地球年代学ネットワークが、地球研究試料のアーカイブ化とクリエイションシステムの構築を目指し、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは2024年12月16日からスタートし、2025年1月31日までの期間にわたって支援を募ります。支援は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で行われます。

プロジェクトの必要性



日本では地球研究試料のキュレーション施設が未整備で、これが命取りの状態です。貴重な研究資料の維持が難しく、学術的価値の高い試料が失われる危険性が存在します。地球年代学ネットワークは、これまでに15トン以上の地質試料を収集し、保管しています。しかし、今後この貴重な資料を維持し、新たな知見を導き出すためには、科学の基盤を整える必要があります。

この取り組みは、将来にわたって学術資料を守り、国レベルの施設の運営に貢献するための礎を築くことを目指しています。

地球研究試料の多様性



このNPO法人が保有する地球研究試料は多岐にわたります。例えば、カナダから採集した40億年前の片麻岩や、インドネシアの一万年前の火山岩など、地質時代ごとに数多くの試料が保存されています。さらに、変成岩、火成岩、そして付加体の地質試料が含まれており、それぞれが地球の歴史を物語っています。これらの資料は、日本をはじめ、韓国、中国、オーストラリア、南極など、各地から採集されています。

支援してくれる方へ



プロジェクトを通じて、支援者にはさまざまなリターンが用意されています。例えば、1,000円の支援ではイタリア西アルプスの超高圧変成岩体の岩石チップを受け取れます。また、500円以上の支援者には地球史研究所の見学欠かせません。これにより、実際に現場を目にし、地球研究の重要性を理解してもらえる機会が提供されます。

まとめ



地球年代学ネットワークの活動は、科学界にとって非常に意義のある取り組みです。クラウドファンディングを通じて、私たちの未来をより良いものにするためにぜひご協力をお願いします。プロジェクトページのURLはこちらです。これからの科学を一緒に支えていきましょう!

法人概要


NPO法人地球年代学ネットワークでは、若手研究者の育成や雇用創出に貢献する活動を行っています。岡山市中区中島に所在し、2014年4月に設立されました。詳細はこちら


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