国内初！地域活性化に向けたサッカーチームの新たな挑戦とは

サッカーチームによる地域活性化の新たな試み

国内のサッカー地域リーグに所属する4チームが、地域活性化を図るために『ふるさと納税ポータルサイト』の運営を開始します。この取り組みの発起人であるヴェロスクロノス都農を中心に、北海道十勝スカイアース、福井ユナイテッドFC、そしてFC.ISE-SHIMAが共に協力し、サッカーを通じた地域の活性化に挑む姿勢を示しています。

ふるさと納税制度を活用する背景

このプロジェクトの中心となるヴェロスクロノス都農は、宮崎県都農町に拠点を置き、2014年に設立されました。設立当初から宮崎県民を元気にしたいとの強い思いがあり、Jリーグを目指す活動を展開してきました。チーム代表の山本貴士氏は、ふるさと納税業務に長年関わってきた経験を生かし、地域のスポーツクラブが直面している課題の解決を目指したいと語っています。

全国への展開を視野に入れた取り組み

参加する4チームは、全て地域リーグに所属し、将来的にはJリーグ参入を目指して成長を続けています。彼らの目標は、地域社会に愛され、必要とされるクラブとしての地位を確立すること。今後はお互いに協力し、スポーツを通じて地域の活性化を進めながら、クラブ運営の資金源としてもふるさと納税を推進していく計画です。

ふるさと納税の拡大とスポーツの可能性

現在のふるさと納税の寄付金額は、2021年度には8,302億円に達しました。寄付の多くは大手企業が運営するポータルサイトから集められていますが、今回の取り組みでは寄付者の思いを直接受け取り、地域スポーツの活性化に貢献することを目指しています。「地方の元気は日本の活力」という理念のもと、スポーツが持つ力を効果的に活用する新たな試みです。

各チームの紹介

1. ヴェロスクロノス都農（宮崎県都農町）

- 設立：2014年
- 代表者：山本貴士
- 公式サイト：veroskronos.com

2. 北海道十勝スカイアース（北海道帯広市）

- 設立：2017年
- 代表者：金澤宗一郎
- 公式サイト：hokkaido-tokachi-skyearth.jp

3. 福井ユナイテッドFC（福井県）

- 設立：2019年
- 代表者：服部順一
- 公式サイト：fukuiunited.co.jp

4. FC.ISE-SHIMA（三重県中南部地域）

- 設立：2012年
- 代表者：小倉隆史
- 公式サイト：fc-iseshima.org

今後の展望

これらの活動を通じて、各チームは地域自治体と連携し、2023年春のポータルサイトのリリースを目指しています。プロジェクトは、地域社会の活性化を促進し、スポーツを愛する人々にさらに深く浸透していくことを期待されています。今後も、新たな取り組みを通じて寄付者や地域の方々に役立つ活動を続けていくことが求められています。