自治体職員向けオンラインセミナーのご案内
株式会社AlbaLinkと株式会社Asian Bridgeは、自治体職員を対象としたオンラインセミナーを2025年7月22日(火)に開催します。本セミナーでは、国が推進する「ふるさと住民登録制度」に関連した空き家の有効活用と関係人口創出の重要性に焦点を当てています。
セミナーの目的
本セミナーは、自治体における空き家の活用方法や移住を促進する施策を考えるための情報共有を目的としています。特に大分県竹田市での実例を通じて、実際の取り組みや効果的な施策の考察を行います。自治体職員の皆さんには、実務において役立つ知識やヒントを提供する予定です。
セミナーのプログラム
セミナーは複数のパートで構成されています。まずは、オープニングとして主催者からの挨拶があります。次に、竹田市役所の担当者が同市の取り組みについてプレゼンテーションを行い、特に『空き家再生バンク』や『移住者向けインターン』の制度について詳しく解説します。
続いて、Asian Bridgeからは移住施策の展開とその課題について説明があり、地域活性化に向けた具体的な方法論を提示します。最後にAlbaLinkによる空き家の利活用事例の紹介が行われます。クロージングでは質疑応答の時間も設けられた予定です。
大分県竹田市の紹介
竹田市は大分県の南西部に位置し、阿蘇くじゅう国立公園に囲まれた自然豊かな地域です。歴史的な建物や温泉といった観光資源を持つ同市ですが、空き家の増加や若年層の流出といった課題も抱えています。これに対抗するため、竹田市では2024年度より『竹田市空き家再生バンク』を設立し、空き家の活用を進めるとともに、増え続ける関係人口をどう定着させるかが重要なテーマとなっています。
同市では移住希望者向けに、インターンシップを通じて就業支援を行い、移住者数の増加を試みているのです。
AlbaLinkの取り組み
AlbaLinkは空き家問題の解決に取り組む企業であり、全国の自治体と連携しながら空き家の買取再販や利活用事業を実施しています。今年の10月1日には竹田市との連携協定を結び、現地での相談業務や、流通に困難な物件の再生支援を行っています。
Asian Bridgeの役割
Asian Bridgeは地域課題を解決するプロダクトの開発を手掛けており、竹田市では移住希望者のサポートをする「キャリターン」というシステムを用いて、移住後の生活支援も行っております。コロナ禍の影響を受けながらも、年間10名の新たな移住者を受け入れている実績もあります。
参加方法
このセミナーはZoomを通じてオンラインで開催され、参加費は無料です。関心のある自治体職員の方々が多く参加することで、さらに効果的な施策の検討が行われることを目指します。参加を希望される方は、事前に登録が必要ですのでお早めにお申し込みください。
この取り組みを通じて、空き家の再生や地域活性化に向けた新たな可能性が広がることが期待されます。