春の特別座談会「特定看護師へのエール」
特定行為看護専門誌『特定行為看護』の第3号が2025年3月20日に発売されました。この号では、特定行為に関する最新の情報を発信することで、医療従事者の実践を支えていくことを目的としています。
本誌は、特定行為に興味を持つすべての人々に向けた情報源であり、昨年9月20日に創刊されました。今後は年に4回、季刊として発行されます。
特別座談会のテーマ
春の特別座談会「特定看護師へのエール」では、特定行為研修に関連する教育や管理の観点から話を伺う機会が設けられました。参加者には名古屋大学医学部附属病院の秋山智弥氏、亀田総合病院の飯塚裕美氏、鶴巻温泉病院の小澤美紀氏が名を連ね、各自の施設で特定行為に取り組んでいる状況やその成果についてお話しいただきました。
特集1: 医師に聞く 特定行為研修修了看護師の活用と効果
特集1では、特定行為に係る看護師の研修制度の導入以降、特定行為研修を修了した看護師の活躍が患者の苦痛を和らげる効果を上げていることが報告されています。医療現場におけるタスクシフトの進行や看護師と医師の連携が強化される中で、各施設が直面する課題にも焦点を当て、解決策を探ります。
「特定行為研修修了看護師」による周術期管理やチーム医療の向上など、具体的な活用事例が示される予定です。
特集2: 特定行為 Q&A
特集2では、読者が抱える特定行為に関連する疑問をQ&A形式で解説しています。研修前や後の不安、臨床での具体的な事例など、幅広い質問に回答し、医療現場で役立つ情報を提供します。
特集3: 実践事例の紹介
特集3では、実際に研修制度を修了した看護師の実践事例を紹介します。毎号異なる共通科目や区分別科目から一つの事例を取り上げ、医師のコメントを交えて詳しく検証します。この取り組みにより、読者が具体的な手順をイメージしやすくすることを目指します。
好評連載と特別記事
また、巻頭連載や特定行為看護師の活動リポートも充実しており、さまざまな事例を通じて現場での成功体験や困難な事例などを紹介します。さらに、特定行為研修に関連する薬剤情報や手順に関するワンポイントレッスンも掲載されています。
期待される内容
誌面には、看護師が現場で実践するための有益な情報が満載です。特定行為看護に関する理解を深め、新たなスキルの習得を促進することが期待されます。この春の特別号を通じて、医療従事者の皆さまにとって有意義な情報を提供し続けていく所存です。
次号もご期待ください!
ヴェクソンインターナショナル株式会社は、医療従事者向けにICTを利用した教育コンテンツを展開し、医療の進展を支える新たな取り組みを続けています。特定行為に特化した研修やオンライン教育が、多数の病院や施設で採用されていることをお知らせいたします。